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2011年に日本では地上デジタル放送へと切り替わるが、これに伴い「実際の視聴率」があからさまになることとなり、放送事業外収入以上に広告収入に依存するビジネス・モデルを維持せざるをえなかったテレビ局がもはやこれに頼れなくなり、崩壊する(その仲介役として隠然たる力を持ってきた広告代理店についても右に同じである)。
一方、出版業界でもWEBとの連動性が高い単行本をめぐるビジネス展開はいわば個人・企業の“名刺代わりとしての単行本”としての地位が維持され、クロスメディアの一つとして温存されるのに対し、WEBとの連動性が低い雑誌セクターはまたぞろ沈没していく。そのため、雑誌セクターに依存度が高い出版社から順番に経営統合、そしてマーケットからの資本調達を余儀なくされる事態へと突入していく2010年、大新聞が赤字になると予言しているわけだ。それだけじゃない、更に、
2011年、TV局と広告代理店崩壊、という予言もある。雑誌についても同じ状況で、「マーケットからの資本調達」というのは説明が必要かも知れないが、そもそも出版社というのは、あまり資本を公開しないのだ。天下の講談社も小学館も集英社も、巨大な同族会社であって、どこにも上場していない。それだけじゃない、大きな版元は、ほとんどが上場してないのだ。まぁ、自前で印刷屋を抱えているわけじゃなし、自前で流通持っているわけじゃなし、基本的には机ひとつでやれるショーバイなので、資本なんか必要としなかったんだけどね。
原田武夫のブログ・ http://blog.goo.ne.jp/shiome/c/ff522164af049621d6ab6ec1a6ed3ddf
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