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(回答先: NHK:福地会長インタビュー チャンネル規模は維持、組織に横風入れて活性化(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 3 月 10 日 18:24:34)
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20080314dde012070071000c.html
放送人:NHK副会長・今井義典さん
◇正念場迎える生え抜き
「初めてキャスターになった時より緊張しています」
就任会見が開かれたNHK放送センター14階の記者クラブで、詰めかけた報道陣を前に顔をこわばらせた。
「朝の顔」として、お茶の間ではすでにおなじみ。86年4月からは「NHKニュースワイド」、93年4月からは「おはよう日本」のキャスターをそれぞれ2年間務めた。柔らかな語り口と落ち着いた物腰で、あわただしくなりがちな朝に、国内外の最新ニュースを届けてきた。
「キャスターになってしばらくたったころ、視聴者と一緒にNHKの仲間たちに向き合い、その中から一番すばらしいハーモニーを引き出すのが私の役割だと気付いた。副会長の役目も同じ」と話す。
就任は報道局の記者ら3人によるインサイダー取引事件が発覚した直後だった。
「我々は、取材で普通の人が入手困難な情報を手に入れることができるが、同時にそれを社会、国民のために伝える責任と義務がある。取材の過程で得た情報を個人のために利用したりもてあそぶのは、最も戒めなくてはいけないこと。それを若い諸君にも自覚してもらいたい」。40年間、ジャーナリストの誇りを持って生きてきた者としてのじくじたる思いが、普段は温和な声を震わせた。
アサヒビール相談役から就任した福地茂雄会長を、生え抜きとして補佐するだけではなく、国際放送の統括も担当する。4月には、外国人向けテレビ国際放送を行う子会社が設立される。入局後、主に国際報道畑を歩いてきたキャリアに期待がかかる。
「国際放送局長時代から、海外への情報発信の重要性を痛感している。早く、外国の人にも100%通じる放送をしなければいけないと思っていた。放送法も改正され、新しい国際放送にとっては門出。だが、外国に情報発信するのは、砂漠に水をまくようなもの。大変な努力が必要だ」と気を引き締める。
就任して1カ月強が過ぎた。「これまで経営にかかわったことがないので、まだまだ十分理解していないところがある」。手腕が問われるのはこれからだ。【広瀬登】
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■人物略歴
◇いまい・よしのり
神奈川県出身。1968年、慶応大経済学部卒業後、NHK入局。高松放送局を振り出しに、アメリカ総局、ヨーロッパ総局長、解説委員長などを歴任。63歳。
毎日新聞 2008年3月14日 東京夕刊
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