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(回答先: 本物の味醂ってご存知ですか? 【株式会社 角谷 文治郎商店】 投稿者 hou 日時 2008 年 12 月 21 日 23:25:47)
http://www.mikawamirin.com/cgi/qanda/
[みりんの誕生]-----------------
みりんが日本に誕生したのは戦国時代の頃です。それまでに行われた酒造りの工程に焼酎の製法を取り入れ、「濃く甘い酒」を造る新技術が生まれたのです。
「蜜淋酒」「美淋酒」「美淋酎」と古書に書かれている初期のみりんは、ほんのり淡い甘口で、高級な酒として飲まれていました。まもなく調味料として使われ、砂糖よりも入手しやすい甘味料として様々な料理に利用されました。
[みりんの変遷]-----------------
甘味飲料としてのみりんは、江戸時代に発展を遂げ、焼酎歩合の少ない「本みりん」と焼酎歩合の多い「本直し」に分かれ、お酒の弱い人や婦女子向けの飲み物と、割烹調味料として明治時代から大正時代にかけて普及します。
大正末期から昭和初期には、現在のみりんに近い、エキス分50%のみりんができました。しかし戦中、戦後の時代になると、米不足の世相から昭和18年から26年まで製造禁止になりました。また再開後も、米不足の中で米を材料にするみりんは、「贅沢品」として、高級割烹料理店やうなぎ屋のみで利用されるばかりで、高額な酒税がかけられました。
この時期、高い酒税から逃れるために登場したのが雑穀を原料にした「新みりん」と塩水の中でアルコール発酵させ後に甘みを加えた「塩みりん」です。2つのみりんは、酒類の対象から外れ、「新みりん」は「煮切りみりん」、「塩みりん」は平仮名3文字の「みりん」となり、酒税法外の製造販売を始めます。
[本みりんとみりん風調味料の違い]------------
昭和30年代に入ると、大幅な減税が行われ、一部業務用の高級調味料だったみりんも、家庭に普及するようになってきました。しかし、酒販免許のないスーパーでは、酒類である「本みりん」を販売することが出来ず、「新みりん」「塩みりん」のみを取り扱いました。
昭和50年、公正取引委員会は、みりんの内容に伴わない商品として「本みりん」以外の商品を「みりん風調味料」に統一します。本当のみりんは、調味料になるとともに、そのまま飲むこともできる甘味滋養飲料です。
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