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【ウォルマート】、突然の人事発表!新CEOにマイク・デューク氏
、ウォルマートは21日、CEOのリー・スコット氏(59)が会長に退き、後任に海外事業責任者で副会長のマイク・デューク氏(58)が、来年2月1日付で就く人事を発表した。同社に79年入社したスコット氏は2000年からCEOを務め、国内の低価格戦略を徹底し日本を含む海外事業部を拡大した。CEOとなるデューク氏(トップ画像)は、1995年に同社に入社する前は、フェデレイテッド・デパートメントストアやメイデパートメントストアでのキャリアがある。
また、ウォルマートUSAの社長兼最高経営責任者エデュアルド・カストロライト氏(53)は、現在のCEO職を兼任しながら副会長に昇進、海外調達についても指揮をすることになる。
08年10月23日 - 【ウォルマート】、ウォルマート米国のトップに会ってきた!
⇒カストロライト氏に会ってきた反響に驚いています。皆さんから「おめでとうございます!」、「凄い!」、「羨ましい!」との声を頂いています。同業他者さんも米国ウォルマートのトップと肩を組んだ画像を、垂涎の的のように見てくれています。で、今回の人事(カストロライト氏の副会長昇進や彼の年齢)を考えると、CEOへの道が確実に整備されてしまったとの印象です。←ツーショット画像が家宝になる日も近い(笑)。
⇒ダウ銘柄の大半の企業が今年に入って値を下げるなか、業績が好調なウォルマートは株価を上げています。リースコット氏にとっては、これ以上ない時の退任であり、まさに勇退です。で、後任のマイク・デューク氏ですが、ウォルマート創業者のサム・ウォルトン氏から直接教えを受けていない初めてのウォルマートCEOです。
⇒ウォルトン氏が亡くなったのは1992年で、デューク氏がウォルマートに移ってきたのが1995年です。ウォルトン氏から受け継いだ「商人道DNA」はありませんが、現在のウォルマートのCEOの役目は、ウォルトン氏の現場主義以上に、企業イメージを改善するための責務が大きいのです。ウォルマートは世界のトップ企業ですから。
⇒ところで議会は20日、3大自動車メーカーの救済について「再建できる具体的で実行可能な経営計画がない」と救済の先送りを発表しました。倒産すれば失業者が大量にでるため救済したいのは山々です。が、トップが3人とも贅沢な自家用ジェット機でワシントン入りしていたため、不況で苦しむ国民の血税を使えないと判断したのです。SKYなビッグスリーを助けると、民主党に批判が集まりかねないですから。
⇒今のウォルマートCEOは、議員や業界団体との接触が多く政治的な駆け引きが重要なのです。交渉相手の利害も考えて、落としどころを見定め、交渉できなければなりません。で、デューク氏にとって一番の懸案となるのは、署名を集めることで比較的簡単に労働組合を結成できる『被雇用者による自由選択法案(Employee Free Choice Act)』です。オバマ次期大統領が支持している法案であり、デューク氏は反発を招かないよう、でしゃばら過ぎず法案をなんとかしないといけません。
マイク・デューク氏がCEOとなると、ウォルマートがどんなイメージになるのか楽しみです。
*SKY(スカイ)は、スーパーKY(空気が読めない)つまり、超空気が読めない人のことをいうそうです。