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http://www.nhk.or.jp/news/k10015211661000.html
トヨタ自動車は、金融危機の影響でアメリカとヨーロッパを中心に自動車の販売が大きく落ち込んでいるため、来年3月期の決算では最終利益が1兆円の大台を6年ぶりに割り込むという厳しい見通しを明らかにしました。
トヨタ自動車が6日に発表したグループ全体の中間決算によりますと、
▽売り上げは6.3%減少して12兆1904億円、
▽最終的な利益は47.6%減って4934億円で、中間決算としては今の形式で決算を発表するようになった平成10年3月期以降で初めての減収減益になりました。
これは自動車の販売が、アジアの一部では好調だったものの、金融危機の影響で北米とヨーロッパで大きく落ち込んだことによるものです。そのうえで、来年3月期の決算の見通しでは、販売の低迷は一段と深刻になるとして、最終的な利益を5500億円に大幅下方修正し、6年ぶりに1兆円の大台を割り込むという見通しを明らかにしました。また、先月時点で6000人雇用している期間従業員は、来年3月までに3000人に減らす可能性があるとしており、金融危機の影響は日本のトップ企業にも深刻な影響を及ぼし始めています。記者会見した木下光男副社長は「日を追って、週を追って状況は厳しさを増している。新設予定の工場や新しいプロジェクトなど、すべての事業を対象に実施時期などを見直し、コスト削減と販売の最大化に努める」と述べました。