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(回答先: 【金融911】 為替市場は既に戦争モード 【バンコク週報年鑑 2001】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 10 月 25 日 09:08:53)
英国:保守党幹部、露財閥に献金依頼か 違法行為、英投資家が暴露
【ロンドン町田幸彦】英国の最大野党・保守党幹部のジョージ・オズボーン下院議員(37)が新興財閥のロシア人に違法な政治献金を依頼したとの疑惑が浮上し、英メディアを騒然とさせている。保守党「影の内閣」で財務相を務めるオズボーン議員は献金要請を否定したが、支持率1位の同党にとって大きな政治的痛手になる。疑惑を暴露した投資家ナサニエル・ロスチャイルド氏(37)は献金の話し合いがあったと断言している。
21日付英紙タイムズは「ロシアの富豪オレグ・デリパスカ氏(40)が今年夏、ギリシャ・コルフ島でオズボーン議員と保守党財務責任者に自分のヨットで会い、同党への5万ポンド(約900万円)寄付について話し合った」と報じた。デリパスカ氏は米フォーブス誌08年長者番付9位(資産280億ドル)のロシア・アルミニウム(ルサル)社長。英国では外国人の政治献金は違法行為になる。
この豪華ヨットに同乗していたロスチャイルド氏は同紙に送った書簡で、「オズボーン氏らは献金を懇願し、デリパスカ氏の在英企業経由の送金について話し合っていた」と主張した。デリパスカ氏は寄付を拒否したという。
一方、保守党は同日の声明で、オズボーン氏らのデリパスカ氏との接触を認めたが、献金依頼を全面否定した。声明は「ロスチャイルド氏は9月18日、デリパスカ氏が自分の在英企業を通じて献金する意向があると伝えたが、申し出は受け付けられなかった」と反論した。
英BBC放送によると、ロスチャイルド氏の主張に関して、ヨットでの会話の目撃者が複数いて、必要があれば法廷に立つという。
英保守党は一時、与党・労働党を支持率で20ポイントも引き離したが、金融危機への機敏な対応でブラウン政権の評価が好転、労働党は9ポイント差まで挽回(ばんかい)した。「影の財務相」のスキャンダルが保守党の形勢をさらに悪くするは必至だ。
毎日新聞 2008年10月24日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20081024dde007030004000c.html