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(回答先: ソニー・・・ 営業利益は57%減 「9月に入って大きく変わった」 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2008 年 10 月 24 日 05:46:16)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCLH3687.html
アップルの7-9月期は26%増益、10-12月期見通しは慎重
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米アップル(Nasdaq:AAPL)が21日発表した7-9月期(2008年9月期の第4四半期)決算は、26%増益となった。同社の代表的製品である携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」の新モデルの売り上げ急増が追い風となった。
同社は年末商戦が含まれる10-12月期(第1四半期)については慎重な見通しを示したものの、株価は時間外取引で大きく上昇している。
現時点では、アップルの高級製品に対する需要は景気悪化による打撃をほとんど受けていない。7-9月期は27%増収となったが、パソコンの「マッキントッシュ(マック)」や携帯音楽プレーヤーの新機種「iPod Nano(アイポッド・ナノ)」の好調な売れ行きも、それを後押しした。
アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は電話会見で、7-9月期にiPhoneの売り上げはカナダの携帯情報端末(PDA)大手リサーチ・イン・モーション(RIM)(Nasdaq:RIMM)の人気端末「ブラックベリー」を上回り、アップルを売上高ベースで3位の携帯端末サプライヤーに押し上げた、と語った。
さらに、全体的な業績について「これを見事と言わないならば、何がそうなのかわからない」と述べ、好業績の主因としてiPhoneの力強い需要を挙げた。
10-12月期について、アップルは1株利益が1.06-1.35ドル、売上高が90億-100億ドルと、幅広い見通しレンジを示した。どちらもアナリスト平均予想を下回った。トムソン・ロイターが集計したアナリスト平均予想は、1株利益が1.65ドル、売上高が105億7000万ドル。ピーター・オッペンハイマー最高財務責任者(CFO)は「視界不良で予想は難しい」と語った。
カリフォルニア州クパチーノに本社を置くアップルには、慎重な業績見通しを示す傾向があるが、アナリストらは、重要な年末商戦シーズンを前に個人消費に関する手がかりを求めて同社のコメントを吟味した。
パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は「われわれはこの水準の保守主義を予想していなかった。アップルは基本的に、物事が減速する、と言っている」とコメントした。
決算はナスダックの取引終了後に発表された。アップル株の21日終値は前日比6.95ドル(7.06%)高の91.49ドル。9月1日以来、40%強下落していた。その後の時間外取引では終値比13.25%高の103.61ドルで取引されている。
第3世代(3G)携帯電話サービス対応モデルを中心とするiPhoneの売り上げ急増に投資家は勇気付けられた。7-9月期のiPhone販売台数は689万2000台と、前年同期(111万9000台)を大きく上回った。
7-9月期のマック出荷台数は前年同期比21%増の261万1000台。iPodの販売台数も同8%増加した。
7-9月期(9月27日まで)の純利益は11億3600万ドル(前年同期は9億0400万ドル)、1株利益は1.26ドル(同1.01ドル)。売上高は78億9500万ドル(同62億1700万ドル)となった。
トムソン・ロイターがまとめたアナリスト平均予想は1株利益が1.11ドル、売上高が80億5000万ドルだった。
ジョブズCEOは、マックを手に入れたいと思い、購入できる人々は依然として大勢いると考えている、と語った。問題は、景気低迷を背景にそうした購買層により低価格のモデルを購入する傾向がみられるかどうかだが、同CEOは「そうは思わない」とコメント。アップルは無借金経営を続けており、銀行には250億ドルの資金がある。「当社は少しばかり(景気減速の)波にすくわれるかもしれないが、大丈夫だろう」と、同CEOは自信を示した。
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