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http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008101090121516.html
東証一時1000円超安 5年4カ月ぶり9千円割り込む
2008年10月10日 12時15分
10日午前の東京株式市場は、前日の米国株式市場が大幅続落したことで、景気悪化懸念が一層強まり、パニック的な売りが広がった。日経平均株価(225種)は8日に続いて暴落。下げ幅は一時、1042円まで拡大し、取引時間中としては2003年5月下旬以来、約5年5カ月ぶりの安値水準となった。
午前の終値は、前日比974円12銭安の8183円37銭で、約5年4カ月ぶりに9000円を割り込んだ。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も、75・20ポイント安の829・91と下落した。出来高は15億5千万株。
米国株式市場で、ダウ工業株30種平均が史上3番目の下げ幅で急落したことを受け、金融危機が深刻化したとの不安感から、全面安の展開で、好材料を持つ銘柄も地合いにおされて売られる展開となっている。
また外国為替市場でドル・ユーロ売りが進んでおり、円相場は一時、3月以来の1ドル=97円台に急伸。輸出関連株の下げにつながった。信用取引を行っている個人投資家を中心に、追加担保(追い証)を差し入れるための売りも増えている。
さらに中堅生保の大和生命保険(東京)の経営破たんが伝えられ、一層売りが進んだ。
市場は「各国の政策協調も反転材料にならず、実体経済への悪化懸念が拡大し続けている。恐慌に近い状況」(大手証券)と警戒している。
(中日新聞)