★阿修羅♪ > 国家破産58 > 634.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 【JPmorgan Chase & Co 】 B.実質成長の指標をリード (一部抜粋) 投稿者 hou 日時 2008 年 10 月 01 日 23:42:57)
2007早秋に、私の娘から電話かおり、「お父さん、金融危機って何?」と尋ねられました。言うつもりではなく、「それは5早から10早ごとに起こることだよ」と答え
ました。すると娘は、「なのに、どうしてみんなそんなに驚いているの?」と聞き返してきました。
実際のところ、おそらく金融の歴史が殆よって以来、米国でも世界でも、さまざまな金
融危機が5年からフ年ごとに起きています。最近では、1982年に景気後退かおり、1987年
には株式市場の暴落、1990年から1991年には貯蓄貸付組合の破たんと商業不動産危機、
1997年から1998年にかけてロングターム・キャピタル・マネジメントと新興市場危機をも
たらす市場パニックがありました。最後に、2001年にインクーネット・バブルがはじけ、株式市揚が40‰暴落しました。
これらすべての危機を顧みると、一部の特性は違いますが、多くは同じです。 2007年の
危機の原因となったのは、住宅バブルの崩壊とそれに関連するお祖米な住宅ローン引受基準でした。 1995年から2005年までの10年間に、米国内の住宅価格は135%上昇しましたカハニれは、通常の住宅価格の上昇率をけるかに超える水準であり、手頃な価格という従来の基準を超えています。
こうした利益は正当であると考える向きもありましたが、今になってみるとそうでなかったのは明らかです。
本日時点で、全米の住宅価格は、2006年末から平均しておよそ10%下落しており、今後も引き続き下落する様相を呈しています。
さらに、結果的に、次第に悪質化した引受基準(たとえば、ローン資産価値比率を最高100%としたこと、いいかげんな所得確認や水増し査定)が、市場の投機とバブルに拍車をかけたことは明らかです。こうした悪質な住宅ローン商品の多くは、リパッケージ化され、さまざまな証券を通じて広められ、問題がさらに広範に分散されてしまいました。
ウオーレン・バフェットの言葉を借りると、「引き潮になれば、誰が楳で泳いでいたかわかるもの」です。今回の危機では、引き潮になった時点で、最初にサブプライム問題に対する懸念が現れ、次に住宅ローン関連の債務担保証券(CDO)、ストラク千ヤード・インベストメント・ビークル(SIV)、オルトA住宅ローン、住宅ローン不動産投資信託(REIT)、モノライン(金融保証会社)への影響、最後に、私たちにとっては非常に残念なことにホーム・エクイティ・ローンに対する懸念が表面化しました。 しかも、まだ引き潮のままです。
この歴史の一幕が続いているため、私たちはまだ十分な反省すらできない状態です。 しかしながら、すでに学んだ教訓もありますし、それ以外にも、過去の危機を参考にすることができます。今日の危機に照らして、過去の危機を振り返ってみる価値があります。