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第一に、「新自由主義」を、グロバリゼショーン、株主の利益第一、利益追求極限主義。知識がないので、箇条書きして定義する。
1)国民経済と資本主義の発展とのリンクをはずしてしまったこと。
経済を発展させるということ、すなわち国民の福祉が向上するというリンクをはずしてしまったこと。
その結果、中産階級の溶解、両極化が進行した。
より多くの中産階級の形成は、「保守」政治の目標であったはずだ。
2)地域、職場、店舗 利潤追求至上主義的に再編成され、
生産性を挙げ、無駄をなくすことが至上命令とされる。いたるところで、「トヨタ化」が進められたということ。その結果、人と人との関係が殺伐化して、精神病に悩む人を多発させてしまった。
つまり、利潤の私物化、経費の社会化を実現させたこと。
3) 外国と日本の労働慣習、労働環境、および法制度の違いを無視した、
「アメリカではこうしてる」 式の新自由主義の導入により、多くの日本人がその職場を失う、あるいは悪い労働条件を強いられる。
4)金と権力のリンクが強化され、金さえ持っていれば自由になれる、尊敬されるという風潮を生む。どう金をこさえるかは問わない。 それが、世の中の質を低下させた。
人より、金のほうが大事という価値観を生んだ。
5) 「勝ち逃げ金融市場」に、年金組合等の投資を通じ、
普通の人たちの「金と生活を人質」にとり、その承諾なしに、運命共同体にされてしまったこと。
6) 近代史のなか人類が勝ち取った労働諸権利を、労働のフレキシビリテイの名の下、なし崩し化されたこと。