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(回答先: エクアドルのコレア大統領・・・ ブラジルのフルナス電力公社を国外追放処分 【サンパウロ新聞】 投稿者 hou 日時 2008 年 10 月 16 日 23:57:41)
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=25732
ペトロ、エクアドル撤退か キト向け経済ミッション中止 石油ナショナリズム高まりから
ルーラ大統領は九日、ナッシメント運輸相一行のエクアドル訪問を中止と決定、ペトロブラス追放については四億三〇〇〇万ドルの補償金を求める、とエクアドル政府に通告した。同国政府によるオデブレシト土建(株)国外追放に対する報復措置である。その後の成り行きに注目される。
オデブレシト追放の赦免なし
ナッシメント運輸相一行は来る一五日に同国を訪問、ブラジルによる道路建設工事融資計画が発表される予定だった。ブラジルのマナウス工業団地とエクアドル太平洋岸のマンタ港を結ぶ道路工事計画。
ルーラ大統領はさる三〇日、マナウス市においてコレア・エクアドル大統領と会談したばかり。コレア大統領から上記二社の取り扱いに関しては解決する、との意思表示を受けていたことから今回のエクアドル政府の処置に失望している。
一方、エクアドルのバレンシア外務副大臣はペトロブラスが撤退しても中国やインドなど、エクアドルの石油に関心を持つ国は多いとのべている。
ペトロブラスの対エクアドル投資は四億三〇〇〇万ドル。一九九六年の進出いらいの投資で、向こう数年間に原油開発へさらに三億ドル投資を予定していた。
専門家筋は、国営石油会社の単なるサービス会社になりたくないペトロブラスは近く撤退することになろうと予想する。同社の現地原油生産が全体の〇・六%相当と少ない点も挙げられる。
ブロック31号は原油生産を見ておらず、エクアドルに返却、二億ドルの補償を交渉する姿勢。
ブラジル・インフラストラクチャー・センターのアドリアーノ・ピーレス相談役は、ボリビアの場合とは異なる。ボリビアだと天然ガス供給が中断すれば打撃は大きい。パラグアイのイタイプー水発の電力も同様。しかし、エクアドルには依存度が低いと説明する。
ペトロブラスは、エクアドルとの件につき、交渉中と回答している。他方、オデブレシト社は、コレア大統領の態度に失望したとしており、キト駐在ブラジル大使館にかくまわれている重役二人について心配する。
2008年10月11日付