★阿修羅♪ > 国家破産58 > 1022.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=25767
今度はフルナスを国外追放 伯に風当たり強いコ大統領 水発工事の監督不行き届きで
エクアドルのコレア大統領は先週、ブラジルのフルナス電力公社を国外追放処分に付したと発表、ブラジル政府当局に奇異な感じを抱かせている。さきに同様の措置を取ったオデブレシト土建の現地工事監督の不行き届きを理由にする。フルナスはエクアドルに事務所を構えているわけではなく、現地駐在員はおらず、同国に資産もない。同土建が国外追放されたいまはエクアドルに存在しないも同様。ロボン伯鉱業エネルギー相は、コレア・エクアドル大統領の花火打ち上げにすぎないとコメントする。
《地域の統合にマイナスとロ鉱動相》
オデブレシト社は既報通りサンフランシスコ水力発電所建設工事を推進したが欠陥が原因でさる六月いらい操業を停止、その修理及び補償問題がこじれて国外追放となった。
フルナス電力は二〇〇〇年にエクアドルのヒドロパスタザ(サンフランシスコ水発のコンセッション取得会社)の求めに応じ、インテグラウ社とコンソーシアムを組み、〇七年まで同水発建設工事の監督にあたった。
今回の処分につき、フルナスは、同水発の欠陥は詳細な分析を要する。具体的なプロジエクトを進めたわけではなくミスを指摘されるにはあたらない、と反論する。また、エクアドル政府からはまだ正式通知を受け取っていないとも表明する。
ロボン伯鉱業エネルギー相は、このような措置は南米地域の経済統合に、ブラジルとエクアドル両国の友好関係にひびを入れるとの意見である。
伯大統領府のガルシア国際問題担当特別補佐官は一二日、スペインで「フルナス電力の国外追放に関するエクアドル側の通告はまだ受け取っていない」と語っている。
2008年10月14日付