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(回答先: 貯蓄が少ないの意味は、デフレによる可処分所得の低下に伴い貯蓄率の減少のことを指しているのでしょうか? 投稿者 hou 日時 2008 年 8 月 27 日 00:37:59)
hou様へ
貯蓄が少ないの意味は、デフレでは貯蓄がないと言う意味です。日本の借金が日本全体の貯蓄を上回っている事を意味しています。
ハートランド理論ではデフレの始まりは、借金が貯蓄を上回った時点から始まります。借金の返済のため資金が市場から大幅に急速に減少したため、所得線の角度が45度から下降します。そしてその下降が貯蓄をなくすところまで下降し、それ以後デフレに入ります。それ故デフレでは、貯蓄がないと言う前提で理論化しています。
ここで貯蓄が少ないと使ったのは、低所得層も増えたけれど今でもたくさん金持ちがいるではないか、と言うご指摘をかわすために使いました。実際は貯蓄はないとお考え下さい。だから乗数はないまたは、マイナスの乗数であると考えています。
可処分所得の減少により貯蓄額がさらに減少していくのであり、貯蓄率は問いません。
実際のところ、低所得化により下層階級が増えてきました。アメリカの長者番付けに載る日本人も減っています。何年か前の日本の長者番つけでは、サラリーマンが
1番になっています。所得の減少により貯蓄が下がっているのは確かです。しかし公務員層の貯蓄は減少していません。攪乱要因としてそれが問題です。
よろしく
一言主