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(回答先: 地方銀行再編につながるか? 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 8 月 17 日 01:13:37)
日本の地方銀行は、県と一体ですから
これは戦前の金融資システムが残っているからです。
しかも、最近では県の負債=銀行の負債
でも県の負債は、日本国がカバーしていますから
銀行の負債もBIS的にもリスク0%
だから、どんなに赤字になろうとも
関係ないのです。
しかし、これは自治体財政健全化法案(http://www5.hokkaido-np.co.jp/motto/20070324/)
で 関係ねぇ!! とも言えなくなっています。
県が倒れれば=地方銀行の倒産
です。
自治体健全化法案 竹中さんが なしえた地方改革の一貫として導入したものです
日本政府もまだこの筋だけは継続しているみたいですけど。
でも安部の反改革派は手始めに、紀伊銀行に300億円近い血税を入れた。
(自民党は、このカードを見せることによって、地方銀行に安心せよと言った。そうなると地方銀行は県への関与を深められる 低金利で融資できる。)
竹中さんの考えで行けば、紀伊銀行は他の銀行と合併です
しかし、そうはならなかった。
和歌山県がらみの債権の問題があったようで、それが市場に出回るとまずいことが
あったのではと憶測しています。
という具合に、地方銀行と県の関係は尋常ならないほど強いと考えたほうが無難です。
だから、簡単にはならないのです。
地方銀行が資金を提供し続ける限り、県政は持続する。
赤字の垂れ流し事業は、地方債で担保してでも維持しようとする。
銀行は信用を与える。
自治体健全化法案は、銀行改革との一体運用が必要なのです。
しかし、いまの福田内閣をみると 自治体健全化法案は生かすが、強力な地方銀行への
改革は後ろ向きです。
で、国家財政は赤字でも資産(GDP 対比100%でも)であり、というブッタの教えがでてきます(笑)
つまり、積極財政と自治体健全化法案をミックスしたほうが正しいというのです。
でも、人間の本質は、そう簡単に変わらない。(つまり官僚・国家公務員・地方公務員・族議員の性善説、性悪説です。あんまり大差ないが。(^。^)y-.。o○)
たしかにブッタの教えはさすがに素晴らしいです。
しかし、小生は現実の前ではしょせん理想論だと思うのです。(インドでのヒンズー教と仏教の普及率ぐらい)
戦前から続いたシステムを温存しようとする輩の前には、積極財政策は、ただの<餌>にすぎないとおもいます。