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(回答先: 第2章 ソ連経済は破綻している 【ソ連の没落 :宮崎 正弘 p53 3行目】 投稿者 hou 日時 2008 年 6 月 25 日 23:06:58)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000018-yom-soci
中国産ウナギを原料とするかば焼きを国産の地域ブランド「一色産ウナギ」の製品と偽装して販売していたとして、農林水産省は25日、ウナギ販売業「魚秀」(大阪市)と、水産業界最大手「マルハニチロホールディングス」の100%子会社の水産物卸売業「神港魚類」(神戸市)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき改善を指示した。
魚秀は偽装を認めた。同社は年間1200〜1300トン(約960万〜1040万匹)のウナギを中国から輸入している。
魚秀は不正の発覚を逃れるため、神港魚類との取引の間に、架空会社を介在させるなどの隠ぺい行為を行っていたことも判明。同省は「悪質性は相当高い」と判断した。
農水省によると、徳島市に事業拠点がある魚秀は今年3月〜4月、原料原産地が中国産のウナギのかば焼きに「愛知県三河一色産」と虚偽の表示をし、同県岡崎市に所在地があるとする「一色フード」を製造会社と称して、少なくとも256トン(約205万匹)を東京都内の商社2社を経由して神港魚類に販売。このうち、約49トンは西日本一円の卸売業者に売却された。一色フードは住所も架空で、製造・販売の実態もなかった。
魚秀は、神港魚類からの代金を受け取る際、口座を通さずに現金で決済したり、現物を送る物流会社の伝票に自社の名前が残らないような工作をしたりしていたという。
魚秀の中谷彰宏社長らは徳島市内で記者会見し、偽装は今年2月から始まったことなどを明らかにした。中谷社長は、中国産ウナギの在庫を大量に抱え、消費者の間で中国産食品への不安が高まったことが偽装のきっかけとし、「悪いのはわかっていたが、なるべく早く(在庫を)はけさせたいという思いから始めた。一色産なら有名なので売れると思った。食への不信感を募らせることになり申し訳ない」と謝罪した。
神港魚類の大堀隆社長らも神戸市の本社で記者会見し、「消費者に迷惑をかけ申し訳ない」と述べたが、偽装の認識については「魚秀から紹介された東京の会社から商品を購入していただけ」と語るにとどまった。
農水省によると、神港魚類も魚秀から事実を知らされ、偽装を認識していた。
最終更新:6月25日14時9分