★阿修羅♪ > 国家破産56 > 757.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://j.people.com.cn/2008/06/06/jp20080606_89358.html
第4回中米戦略経済対話の内容は?(1)
--------------------------------------------------------------------------------
第4回中米戦略経済対話がまもなく開催される。ある専門家は、今回の対話では両国が貿易やエネルギーなどの「伝統的」なテーマについて深く話し合い、協力を探るとともに、米ドルレートや二国間投資、戦略的対話メカニズムの恒久化をいかに進めるかといった新たな注目点がテーマになると予測する。
▽米ドル、投資が新たな注目点に
上海社会科学院世界経済研究所の徐明棋副所長によると、人民元や貿易といった従来からのテーマに比べて、今回の対話では米ドルレートといった一連の新たなテーマが登場することが考えられる。米ドルの下落は特に新しいテーマではないが、低所得者向け(サブプライム)ローンの焦げ付き問題発生以来、米国は相次いで金利を引き下げ、経済の見通しも悪化を続けている。こうしたことが米ドルのさらなる弱体化を招き、過去最低記録をうち立てさせた。また米ドルの弱体化により、人民元に一層大きな上昇圧力がかかることになったという新たな背景もある。
実際には4月に国際通貨基金(IMF)と世界銀行の春季総会が開かれた際、中国の政府関係者は公開の場で米国の通貨・レート政策に疑問を投げかけた。中国財政部の李勇副部長は発言の中で、IMFと世銀は先進国が着実に効果のある措置を取って金融危機を解除し、責任ある態度で通貨・レート政策を実施するよう促すべきだと述べた。また、中長期的にみて、米国とその他の経済大国とがサブプライム危機の抑制を狙った金利引き下げを実施することで、世界経済の流動性が一層過剰になる可能性があると警告した。(編集KS)
「人民網日本語版」2008年6月6日