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アメリカの貿易赤字の累積は何千兆円です。この状況下で、彼らは最近、減税をしました。
一方、日本は貿易黒字国で、その累積があるにも関わらず、財源がない、財源がないという
論調です。何故か、このおかしさについて触れらる事はありません。
そして、アメリカという国はプラザ合意の時のように、借金をするだけして、最後にドル安に
もっていくことで、それまでの借金をかなり棒引きする、という事をやってきました。
日本はそれにより、貿易で得た黒字が、ドル建てのドル資産を買う事でほとんど失われます。
円建てでするなら分かりますが。
この辺から、構図が見えてこないでしょうか。国の財政を収支と一致させないといけない、
というのは、今の経済体制を支える上で、大いに貢献しているという事が。
そもそも、通貨発行権はどこにあったのか?例えば、江戸時代を見ればシンプルです。
政府がやっていました。自分たちが発行する紙幣に対して、借金としてカウントしていた
でしょうか?通貨とは、生産された量を上回りすぎるとインフレになり、足らなければデフレになる。
それを調整するのが財政・金融のやることであり、借金云々にとらわれていると、それが
見えてきません。
その辺について、現在売れまくっている高橋洋一氏の「さらば財務省」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0%E8%B
2%A1%E5%8B%99%E7%9C%81-%E2%80%95%E5%AE%98%E5%83%9A%E3%81
%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%82%92%E6%95%B5%E3%81%AB%E3%81%9
7%E3%81%9F%E7%94%B7%E3%81%AE%E5%91%8A%E7%99%BD-%E9%AB%98
%E6%A9%8B-%E6%B4%8B%E4%B8%80/dp/4062145944/ref=sr_1_1?ie=
UTF8&s=books&qid=1206597166&sr=1-1
現在確認したところ51位 3月発売
は、気づかせてくれるきっかけになるんじゃないでしょうか。彼は別の本で「リフレ政策」についての
本を出しているようなので。これは、自分が示したアドレスにある、森永卓郎氏も理解している概念です。
http://www.asyura2.com/08/hasan56/msg/369.html
あとシュティグリッツ氏。
政府・マスゴミは「財政均衡主義」をずっと風潮してきましたが、去年の12月に、こうして静岡新聞が
唯一、そのおかしさについて取り上げたようですよ。
国の借金が大変なら日銀が買い取れば良いと世界を代表するエコノミストが提言(小野盛司)
http://www.asyura2.com/08/hasan55/msg/381.html
経済の規模を縮小させ、低エネルギー生活をするなら、財政を減らすのも問題ないでしょう。
大切なのは、需要と供給のバランス、ですから。今は圧倒的に需要が足りないのです。現在の需給ギャップに
ついて、こうして竹中平蔵氏とリチャード・クー氏が対立しています。私は当然、後者の考えですが。
http://jp.youtube.com/watch?v=mtgsWNgoNQk
現在の物価高は明らかに商品先物価格が何倍にもなっているのが原因であり。竹中平蔵は
それを需給ギャップが埋まったから物価高になっているなんていう事を言ってしまっているのです。