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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30921820080320
【米株式市場は反落、原油・金相場下落やメリルの追加評価損のうわさで】----(ロイター)
2008年 03月 20日 10:28 JST
[ニューヨーク 19日 ロイター]
米国株式市場は反落。金・原油価格の急落でエネルギー・鉱山株が下落した。
また、メリルリンチが追加評価損を計上するとの憶測が浮上し、信用危機が下火になっているとの楽観的な見方に水を差した。
米経済の健全性に対する懸念に圧迫され、金相場がほぼ2年ぶり、原油が7カ月ぶりの下落率となったことを受けて、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)素材株指数GSPM>が6.3%下落した。
ダウ工業株30種は293.00ドル(2.36%)安の1万2099.66ドル。
ナスダック総合指数は58.30ポイント(2.57%)安の2209.96。
S&P総合500種指数は32.32ポイント(2.43%)安の1298.42。
メリルリンチMERが、金融保証のセキュリティー・キャピタル・アシュアランスA.N>傘下のXLキャピタル・アシュアランスを相手取り訴訟を起こしたことから、メリルリンチは証券のエクスポージャーに絡む損失に対し十分な保証を受けておらず、一段の評価損を計上する可能性があるとの憶測が広がった。
メリルリンチは11.1%安となった。
エネルギー株の下げが目立った。米経済への懸念が続くなか原油価格が大きく下落した。
エクソン・モービルXOMが4.6%安、コノコフィリップスCOPが6%安となった。シェブロンCVXは4.9%下落。
投資家の不安心理を映すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)が15.7%と大きく上昇した。前日は大幅に低下していた。
連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)FNMが8.8%、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)FREが14.9%それぞれ上昇した。
米連邦住宅公社監督局(OFHEO)がファニーメイとフレディマックに対する自己資本規制を緩和し、モーゲージ市場への最大2000億ドルの資金投入が可能になることを好感した。
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(コメント)
はっきり言って米国の投資銀行は傘下に連結対象外のSIV(ストラクチャード・インベストメント・ビークル)という会社を設立し、サブ・プライムローンや様々な証券化ビジネスを行って来ました。
当然、これらの会社の含み損は連結対象外ですから反映されていません。
(所謂、飛ばしなのですから当然と言えば当然ですが・・・・・・・・)
ですからゴールドマン・サックス等の米国の投資銀行のの好決算などをまともに信じて、もう峠を越えた等と喜んでる人があるとすれば、オメデタイとしか言いようがありません。
欧州のある銀行では傘下のSIVを連結対象として処理する事で信用不安が伝播する事を防いでいますが、米国では今のところ全くそのような動きはありません。
米国の報道にインチキが多い事は今に始まった事ではありませんが・・・・・・・・・・