★阿修羅♪ > 国家破産55 > 759.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aBtfVyWe21dE&refer=jp_japan
【白川日銀総裁代行:最初の行動は利下げか−エコノミストらの見方】----(ブルームバーグ)
3月20日(ブルームバーグ):
福田康夫内閣が日本銀行の福井俊彦総裁の後任候補として提示した田波耕治国際協力銀行総裁が19日の参院本会議で同意を得られず、総裁代行として副総裁となる白川方明氏が就くことになった。
エコノミストらは、白川氏が世界的な市場混乱の危機の中で日銀を率いていくことは可能とみている。
エコノミストらは、白川氏が近く政策金利の引き下げを決定する必要が出てくる可能性があるとみる。
モルガン・スタンレー証券(東京)のロバート・フェルドマン経済研究主席は、日銀に34年在籍した白川氏は政策を立案できる能力を持っていると語る。
フェルドマン氏は「白川氏のような才能ある人物がいれば、日銀は長期間、機能することができる」と指摘。
「白川氏は国際的な知名度も高い。白川氏は、求められる状況の大半を実現する」と述べた。
白川氏は、過去60年で最長の拡大となった景気が減速し、インフレが加速するなかでの代行就任となる。
昨年10−12月期の実質GDP(国内総生産)改定値は、前期比年率3.5%増となったが、大田弘子経済財政政策担当相が19日提出した3月の月例経済報告では、景気回復は「足踏み状態」とし、基調判断は2カ月連続で下方修正された。
最初の行動
それでも、ゴールドマン・サックス・グループによると、白川総裁代行の最初の行動は利下げとなる公算がある。同社の山川哲史チーフエコノミストは、白川氏は緊急利下げ、あるいは4月の利下げを妨げることはないとの見方を示す。
山川氏は、日本経済は恐らく既にリセッション(景気後退)入りしているとみている。
金利引き下げは、円相場の下落をもたらす可能性がある。円は今年、ドルに対して13%上昇している。世界的な金融市場の混乱によって、投資家が高利回り資産の保有を減らしていることが背景にある。
円高は、日本経済の主なけん引役である輸出業の利益低下につながる。
日銀出身でJPモルガン証券のシニアエコノミストの足立正道氏は、金融政策の知識に関して白川氏を超える人材は、日銀でもごく一握りしかいないと話している。
-------------------------------------------------------------------------------
(コメント)
ここまで来るとブルーム・バーグが「風説の流布」をしているのでは?と勘繰りたくなります。
この記事からは総裁代行が総裁になるような感もします。
仮に緊急に0.25%の緊急利下げをするとしたら、その後はもう打つ手がありませんが・・・・・
仮に円高阻止のために利下げをしたら、その後はもうドル買いしか打つ手がありません。(それこそ投機筋の思うがまま・・・・)