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(回答先: 世界第2位の経済大国は未だ低迷…政治が悪いんじゃん【Economist】(今日の覚書、集めてみました ) 投稿者 gataro 日時 2008 年 2 月 24 日 23:26:52)
英国のエコノミスト誌は個人的には米国の金融資本と連携していると見ています。
いろいろと書きたい事はありますが、ひとつだけ書いておくと日本企業の収益性が低いと言うのは私から言わせるとウソです。
良くROAとかROEが低いとか、もっともらしく比較していますが、これはリストラや減損会計、自社株買いを続けると上がります。
例えば、欧米企業は赤字でリストラを行う際に徹底的に行い採算性の低い資産を処分したり売却したりします。(この時に逆粉飾を相当行う事が多い)
たとえ黒字でも全体の収益性に寄与していないとすると部門ごとに売ってしまいます。また買収した子会社や赤字の生産設備等について時価もしくは収益価格まで減損をおこないます。
これはどのような結果をもたらすか・・・・・
帳簿上の資産が少なくなると言う事を意味します。別の言葉で言えば製造原価の低下をもたらします。また実態としてのキャッシュフロー(現金収入)の改善なしにROAの上昇がおきます。
また自社株買いを行うと収入額は同じなのに資本効率が良く見えます。
これはほとんどペテンです。
昔から良くいいますが、企業の内容は数字だけでは分からないと言う事を意識して頂きたいと思います。
それから、日本衰退説もウソだと思っています。高度成長は想定できませんが、現在の状況は実態以上に誇張されています。