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(回答先: 90年代日本と似る米信用危機 ABNアムロ、ロバート・リンド氏(08/2/22)---(日経ヴェリタス) 投稿者 ミスター第二分類 日時 2008 年 2 月 23 日 01:22:16)
この記事の価値はFRBが何を考えて何をいるかを示した最後の2つにコメントにあり、もっと分かりやく書くと次のようになります。
1.短期金利を低く誘導し維持する事で銀行の調達コストを低く維持する。
同時に長期金利を高めに維持・誘導する事で銀行の運用収入を拡大させる。
※短期金利の低め誘導・維持は株式市場への資金流入を加速し、株価の維持もしくは上昇につながる。株価が上がれば企業が保有する株式の「評価損」は計上しなくとも良くなる。
※また長期金利の高め誘導により銀行の利益は拡大し、結果的に信用不安の沈静化に寄与する。
2.株価の上昇と言う新たなバブルを作る事で「市場」がらみの様々な問題を解決する。
書き忘れた事ですが、企業のバランスシートの問題意外にも株価上昇は「ヘッジ・ファンド」のサブプライム関連損失の問題を解決させます。
※サブ・プライム関連の損失のうち最も大きなものはヘッジ・ファンドが所有する「メザニン」や「エクイティ」と呼ばれる部分の損失です。
しかしヘッジ・ファンドはサブプライム証券よりも株式を大量に所有しており、株価の上昇が続けばヘッジ・ファンドの問題は簡単にカタがつきます。
この事は重要だと思いますが・・・・・・
(余分なコメント)
FRBのバーハンキを無能呼ばわりする人もいるようですが、無能呼ばわりしているようでは「相場」での負けは火を見るより明らかと思われます。
批判は結構ですがバカ呼ばわりだけしてウサをはらしているだけではレベルの向上は難しいと感じられますが・・・・・。
騙されない事が勝利へ通じる・・・・・