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http://www3.nhk.or.jp/news/t10015493011000.html
11月20日 7時26分
青森県六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場で行われている試運転について、事業者の日本原燃は、トラブルなどで作業が遅れていることから、予定していた今月中の終了を断念して終了時期を来年1月に延期する方針を固めました。
六ヶ所村の再処理工場は、使用済み核燃料を再処理して燃料として利用するプルトニウムを取り出す施設で、おととし3月に始めた試運転は現在、放射性レベルの高い廃液をガラスで固めて廃棄物にする最終段階に入っています。これまでトラブルや不具合が続いたことから、試運転の終了時期は何度も延期され、現在の計画では今月中となっています。ところが、長期間中断したあとに先月再開した作業もトラブルなどで予定どおり進まず、試運転を終えるための国の検査のめどもたっていません。このため日本原燃は、試運転を今月中に終えることを断念し、終了時期を来年1月に延期する方針を固めました。日本原燃は、今月25日にも延期を正式に決定し、国に届け出ることにしています。再処理工場の試運転が年内に終了すれば、青森県や村は、来年4月から固定資産税を受け取ることができるようになりますが、今回の延期によって、村だけでもおよそ20億円の税収が減ることになります。