★阿修羅♪ > 議論28 > 584.html
 ★阿修羅♪
2大政党下での少数革新政党の選挙戦術
http://www.asyura2.com/08/dispute28/msg/584.html
投稿者 有島実篤 日時 2008 年 12 月 31 日 16:26:18: JnUMLBjEgL1oc
 

 このまま自民と民主の保守2大政党時代に入るのか、再編して多党化時代に移るのかは、今の段階では断定できません。
 ただ、いずれにしても革新政党は極めて少数派であり、現在の選挙制度のもとでは、小選挙区で議席を取るのは至難であることだけは明白です。(ここでは、革新とは何かといった論議はご遠慮ください。適当な言葉が思いつかなかっただけですから)
 そこで、極小革新政党が、どのような選挙戦術をとるかが、その存在感を示す決め手になると思います。
 まず、全小選挙区で候補を立てた前回総選挙までの共産党の戦術が、余りにも稚拙であったことは改めて論じるまでもないと思います。そのことは、供託金の没収を逃れるためとはいえ、次回の総選挙で候補を大幅に絞ったことが、党支持者からも、他の野党支持者からも大いに歓迎されていることを見れば明白です。
 厭味ないい方をすれば、共産党が候補を立てて、多少票を伸ばしたとしても、当選にははるかに及ばない泡沫候補並みの得票では、党の権威、発言力、影響力は選挙の度に衰えるばかりでした。
 ところが、共産党が候補を立てないことによって、自民と民主が競り合っている選挙区では、共産党の票がどこに行くかが当落を決する力を持ったのです。
 このことを選挙戦術に生かすなら、共産党には議席を獲得するだけの力がなくても、候補を出すか出さないかで他党の当落を左右し、他党の候補選定に圧力をかけ、就いては政策にも影響を与えることが可能になるのです。
 そんなことは、公明党と自民党の間ですでに行われていることで、珍しくもないといわれるかもしれませんが、公明と自民は保守同士の取引です。
 私が提起しているのは、革新少数政党が、保守大政党に影響を与える戦術です。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 議論28掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。