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平成の三悪人を挙げるなら卑近な例では、小泉、竹中、宮内となろう。宮内は、小泉・竹中政権の経済財政諮問委員会の議長として、思うがままに猛威を奮ってきた。村上事件を契機に、表舞台からサッと引き、うまく逃げおおせている。規制緩和を極限にまで拡大し、今日の「格差社会」という目の覆いたくなるような惨状を招いてきた主たる責任はこの三悪人に帰せられよう。
フタを開けてみると非正規社員が全体の1/3、中には40代、50代の派遣労働者も珍しくないという、ここ10年ぐらいの大激変には愕然とする。(遠因には、’95年に策定したという日経連の、コアの部分は正社員にそれ以外の部分はできるだけ非正規社員にという方針もある/Nスペ 12月15日)
小泉、竹中については、いまもなおその罪状追跡がなされているのは慶賀なことだが、この男については追及がないのはどうしたはずみか。ネット諸氏の奮戦を期待したい。
『小泉規制改革を利権にした男 宮内義彦』有森隆+グループK/講談社‘06年から一部引用
〈(宮内の)最大の改革利権は金融部門〉
・宮内が享受する改革利権は、三つに分かれる。
一つは、本業である金融部門の規制緩和による改革利権。
二つ目は、護送船団方式で保護された統制経済の規制緩和による改革利権。
三つ目は、官業開放による改革利権。統制経済の聖域である農業・医療・教育の規制改革と官業開放は、やっと入り口に立ったばかりである。
こう見ると、宮内が享受した最大の改革利権は金融部門だったということになる。
・村上世彰の御見人である宮内を見る目は一段と厳しくなってくる。「規制緩和のインサイダーではないのか」(自民党の有力議員)との疑惑が急浮上した。
・宮内は規制緩和という、反論しにくいテーマを選び、好き勝手なことをやってきた。規制緩和には反対とは言いにくいことを百も承知で、宮内は行動した。政府の審議会のトップとして規制緩和の情報をいち早く知ることで、その分野に自ら乗り出していった。…着地点を想定しながら方向性を決める委員会を主導する宮内は、情報という武器でも一歩先んじたことになる。…インサイダー情報を活用した“政商”と言われても仕方ないだろう。
・宮内義彦 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%86%85%E7%BE%A9%E5%BD%A6
・村上世彰と宮内義彦とフジサンケイの関係
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/c4e4fe29bbcae3f37593554719639c23
・オリックスの宮内義彦会長こそ怪しげな外資の水先案内人だった。彼こそトロイの木馬なのだ。
http://www.asyura2.com/0406/hasan36/msg/471.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 8 月 30 日 15:56:54:CP1Vgnax47n1s
・「格差を認め流動性の高い社会に」 リーダーに聞く:宮内義彦 オリックス会長グループCEO
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071220/143630/