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(回答先: 今回の金融危機という状況の中で景気が悪くなっています、その中で格差は増大するのか、縮小するのか 投稿者 縄文ビト 日時 2008 年 11 月 01 日 08:24:31)
あくまでもこれは私の推論です。
藪素人さんがKさんとの論議の中で
>世界経済を回すに必要な通貨量が1/10ぐれえの印刷通貨を用意しさえすればええと
いう前提で議論してきた。
と言っているように今回のアメリカ発金融危機は1/9という架空の通貨量がどのくら
いバブル崩壊で消えたのかといことです。
バブルがある程度残っている段階で公的資金注入、金融機関救済をして1/10が2/10
であれば通貨量が必要としている量よりも増えていることになり、新たなバブルが近
々に起こると言うことになります。
現在では市中が必要としている通貨量を超えた紙幣を発行したとしても、その紙幣が
労働(労働によって作られた商品)との交換に回らなくてはインフレは起きないとい
うことがいえます。
それは片一方に貨幣(お金)が偏り、もう一方では貨幣(お金)が不足しているから
です。貨幣が不足している方の人たちは安く労働がたたかれる状況に置かれているこ
とにより供給不足によるインフレは起こらないと言えます。
むしろ貨幣(お金)不足により消費を抑えなくてはなりません。
そして多くを所持している、偏っている一方の方から生きるために高い金利と知り
ながらもお金を借りなくてはなりません、もしくは日々の生活費を未来の労働を担保
にするローンに頼らなくてはなりません。
ここから私の推論として今回のアメリカ発金融危機は、中途半端な状態で実態の貨幣
を市中に投入しなければならなかったことにより格差はより激しくなるとみています。