★阿修羅♪ > 議論28 > 315.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 私企業に対して公的資金を投入して救うのは市場経済の限界の露呈ではないのか? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 9 月 18 日 22:22:17)
今主流の経済学では市場メカニズムも当然失敗することはあり得るということが前提になっています。今回のサブプライム以降の危機などはその典型例でしょう。
市場が失敗したときには誰かが正す必要がある訳で、今回は公的資金の投入と言う形になったわけです。
通常は、市場よりも政府の方が不合理な事を行うことが多いので、市場メカニズムがその失敗の尻拭いをするのですが、今回は逆目に出たということですね。
日本は小泉/竹中ペアが一足先に公的資金投入と資本注入という劇薬で市場の失敗による影響を食い止めましたが、おそらく米国も同じように資本注入までやらざるを得なくなるでしょう(サブプライムが小泉・竹中が唱える新自由主義の行き着く果てだと騒いでいる人が沢山いますが、この点に関しては全く逆でしょうね。もしあれが無ければ日本は破滅していたかもしれません。)