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(回答先: 貴方はご自身の本を読んで欲しいのではないのですか? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 9 月 15 日 21:13:29)
ワヤクチャ さん貴重なご意見有難うございました。
ただ貴方が書かれたこと,私の本とは大分的が外れていると感じていたので説明しても
無理かなという気が最初感じてしまったのです。
>貨幣は商品交換を円滑に行う為の手段に過ぎないと思います。全ての商品と交換価値という面だけで交換する商品です。
あの後投稿してから考えたのですが上記文章では商品を作らない人はどのように貨幣を手に入れているのでしょうか。例えば公務員、銀行員、教師、弁護士、裁判官、国会議員、地方議員、スーパーの経営者、そしてその店だ働く従業員、新聞配達の人達、営業で歩き回っている人々、これらの人々が貨幣を手に入れる方法を書いているのです。それは商品(製品)を作らなくても貨幣を手に入れ、商品を購入しているわけです。
今までの経済学ではワヤクチャ さんの言っていることで止まっているわけです。
私の文章では第一章、労働から出発しています。貨幣は本来は何の価値も無く(金貨を除いて)ただ労働と労働の交換の仲介物、つまり単なる労働の交換財にしか過ぎないということです。
また私の書ける範囲で答えていきますが。
貨幣については多くの人達が書いていますが貨幣論というかたちで止まっています。そこで新しい貨幣論ということで『新・貨幣論』という題名で書いたわけです。
この題名を使うことは今までの貨幣論を越える自信が無くてはなりません。また出版社としてもそのぐらいの事情は認識しているわけです。もし内容が『新』でなければ出版社が恥をかくわけです。
私は以前の本では題名がきびしいことから読んで欲しいという要請はしておりません。今回の本では貨幣を手にする人達が、貨幣の持つ意味を理解して欲しいという意味で多くの人達に読んで欲しいということを書いたわけです。
そこから次の時代を開く手がかりの一つとして私の本が参考になればという願いからです。