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(回答先: 量子力学と物象化プロセス シュレーディンガーの線形劇場を通して 投稿者 松浦 日時 2008 年 6 月 27 日 16:55:00)
>松浦さん どうもです。真摯な解答に感謝します。
しかし、どうもKの言っていることが「全く理解されていない。」と感じますので、一応解説をしておきたいと思います。
まず最初に理解してほしいのは「浅学非才のKは松浦さんと知識量・読書量を競う気は全くない。」と言う点です。
浅学非才のKを自認しているKですから、松浦さんと知識量で競っても勝ち目などある訳がありません。
それにも関わらず「シュレーディンガーの猫」を出した。
これは、知識量を計りたいと言うことではありません。
一連の文章で松浦さんは「原理」を連発しています。
しかし、人間は神ではないのです。
「シュレーディンガーの猫」の生死でさえ「確認しなければ知り得ない」という存在なのです。
これは「既に結果が定まっている事実」ですら、認識するには「確認作業が必要」という「神のような完全な存在ではない存在」と言う事です。
少し例え話をしますと
「巨人と阪神の野球の試合」すら正確な予測はできないでしょう。
仮に「全てのデータを正確に把握することができれば、中継を見ずとも、全てが分かる」のかもしれません。
しかし、人間には「全てのデータを把握するなんて事は出来ない」
つまり、因果律の「原理」を知っていても「未来の予測は出来ない」のです。
「シュレーディンガーの猫」という「既に生死の結果が出ている過去(=決定事項)」ですら、確認するまでは「結果を知り得ない存在」が「まだ、その場所に到達してもいない未来を確定出来る訳がない」と言う事です。
松浦さんは、素晴らしい知識をお持ちのようです。
しかし、神ではないのでしょうから、「未来を見通せるような気持ちを持っている」なら、それは「憑き物」だろうと考えます。
Kは憑き物落としの呪い士でしかありませんので、これ以上の事は言えません。