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(回答先: だから、原理として考えられる内容では? 投稿者 忍 日時 2008 年 6 月 21 日 20:50:49)
あのねえ、これは有名なおもちゃなんですよ。
だから原理も分かっているし、それ故「おもちゃ」として作られているわけです。
この程度のモノも分からないでUFO云々言って欲しくないですな。
どうして小さいコマの磁石が回転する必要があるのか、理解できませんか。
回転したから浮いているんじゃありませんよ。
せっかくですから少し科学的な説明をしておきます。
原理としては以下のような感じです。白い部分がN極、黒い部分がS極とすると
小さな磁石が下の大きな磁石に反発して浮くための条件としては、同極同士による
反発が必要となり下図ではN極同士が向き合って反発するという形が必要になります。
通常この状態を維持するためには小さな磁石を手で支える、もしくは透明なアクリルの丸パイプに
磁石を入れて上下のSNNSの位置関係が反転しないようにしておく必要があります。
単にこの状態であるならばまったく普通の磁石同士の反発ですから、UFOの原理以前の話です。
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S ■
N □
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N□□□□□□□□□□
S■■■■■■■■■■
では手で支えない、アクリルも使わないで小さな磁石が反発し続けるためのSNNSの位置関係を
維持する方法はあるのか?
そのための方法としては、小さな磁石を回転させる必要があります。
どうして回転させるのか?
中学の理科で直線運動における慣性の法則を勉強したと思いますが、これは直線運動している物体は
その状態を維持するというものです。
これは回転運動にも適用できて、回転する物体はその状態を維持するということになります。
この原理を応用したものとしてジャイロスコープがあります。
これを上記の小さな磁石に当てはめると、小さな磁石はある程度の回転数を維持していると、
その上下の状態を維持することが出来ます。つまり下の大きな磁石に対して反発するようなSNNSの
位置関係を保つことが出来るわけです。
そして小さな磁石の回転数が落ちてくると、その上下の状態を維持することが出来なくなり、
小さな磁石の上下が反転してSNSNとなって下の大きな磁石にくっついてしまうというわけです。
もし回転している磁石が浮くというのがUFOの原理だと言うのであれば、下に置いてある大きな
磁石は必要ないはずですよね。下の磁石無しで浮きますか?
そもそもUFOの浮揚原理というのであれば、磁石と磁石の反発という作用反作用の法則の範疇で
動くものは宇宙空間では通用しませんが。
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