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(回答先: 人口爆発の原因。CO2が増えているのは、光合成する生物が、CO2を吸収するので、CO2が地球上で減ったからではないか? 投稿者 0_0 日時 2008 年 5 月 26 日 04:16:23)
夏の日差しを浴び爆発的に増殖した植物性プランクトンが海水中の二酸化炭素を吸収。 そのプランクトンをオキアミが、さらにそれをクジラが食べるという食物連鎖により、最終的に、二酸化炭素がクジラなどの『ふん』と一緒に、海底に蓄積される。
海水中で減少した二酸化炭素を補うため、自動的に大気中の二酸化炭素が海水に溶け込む。温室効果ガスである二酸化炭素が大気中から減る。
海水の二酸化炭素を溶かしこむ能力は他の気体に比べると非常に大きい。全海水中に含まれている二酸化炭素の量は約1.30×1020gで、これは大気中に含まれているものの約60倍であると推定されている。
溶存二酸化炭素の循環は他の溶存気体のそれよりもはるかに複雑である。
海洋は大気中の二酸化炭素の量が極端に増すのを防ぐ調整器の役割をしており、大気中の二酸化炭素の量が増すと海水中に溶けこむ量も増し、逆に減ると海洋という二酸化炭素の一大貯蔵庫が大気中にもどそうとするのである。
したがって表層海水中の溶存二酸化炭素は大気中のものとほぼ平衡を保っている。
二酸化炭素の供給源は大気だけではなく、海中生物の呼吸の過程で供給される。一方海中植物の光合成やある種の生物が石灰質の殻を作る過程で消費される。
しかし、生物活動による供給と消費は相殺されるので、溶存二酸化炭素の量はこれによって大幅に変わることはない。
最も重要なのは炭酸塩系による調節作用で、溶存二酸化炭素が過剰になると炭酸カルシウムが分解して二酸化炭素を放出するから、その量はほぼ一定に保たれている。
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