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(回答先: 無人で行われたソ連の月探査ミッションの成果と有人で行われた米国の成果の差は歴然としている。 投稿者 Ddog 日時 2008 年 5 月 25 日 09:36:14)
あなた自身が天体望遠鏡で月を見ようとしても地球の自転運動で月はすぐに動いてしまう。
だから月面に設置したレーザー反射鏡も地球に向けるのは難しいと勝手に解釈しているわけですか?(笑
月面のレーザー反射鏡の「コーナーキューブ」ってどういうものか理解できていますか?
どの方角から光が入光しても、光が来た方向へ反射してくれるわけですよ。
それから地球は自転運動のため月の見える位置はすぐに動いてしまいますが、月の場合は緩やかに自転しているため
そして奇跡的に常に地球へ同じ方向を向いている状態なわけですよ。日本では月面のクレーター等がウサギが
餅つきをしている姿として見えていますが、そのウサギの位置はほとんど動くことはないように見えるわけです。
つまり月に天体望遠鏡を設置して地球を見たとすると、ほとんど動かさずに地球が見えます。
かぐやのミッションで月面から見た地球の日の出ってありましたけど、あれはかぐやが動いているから
そう見えるわけで、月面上で立っていれば地球はほぼ一定の位置に見えています。
故に無人機が月面にレーザー反射鏡を置いてくることは可能ですし、たとえレーザー反射鏡を傾いて
設置されたとしたとしても、地球から来たレーザー光を来た方向へ反射してくれます。それ故にコーナーキューブ
なのですよ。斜め右45度方向から光が入光した場合、反射鏡は再び斜め右45度方向へ反射してくれるのですよ。
分かりましたか?
それとレーザーの光というのは、自分自身の光でもって干渉を起こしてしまうので、徐々に広がっていき
どこまでも一筋の光というわけでありません。
よって月面までにはかなりの広範囲に光が広がってしまい、その広がった光を反射鏡は捉えて光が来た方向へ
送り返してくれます。よってどの反射鏡が反射した光なのかという点までは追跡できないはずです。
旧ソ連の反射鏡が使えないというのであれば、アポロのも使えないと判断しないとおかしな話になりますよ。
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