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(回答先: 李大統領が国民に謝罪、「痛切に反省」 − 聯合ニュース (「ガス・電気・水道・医療は民営化しない」「大運河構想は断念」) 投稿者 児童小説 日時 2008 年 6 月 19 日 17:45:23)
[オピニオン]インターネット担当秘書官 − 東亜日報
「2MB、OUT」。ろうそくデモの掛け声の「2MB」は、李明博(イ・ミョンバク)大統領の略語だ。ところで、この略語はコンピュータープロセスでとても遅い速度を指す2メガバイト(megabyte)という意味でもある。米国産牛肉の交渉とろうそくデモに対する大統領の情けない判断力を、メモリーの容量に喩えた語呂合わせだ。しかし、おもしろいことに、2MBは左派団体が造った造語ではない。昨年、大統領選挙を控え、ハンナラ党が「2MBが国民の皆さんに約束する」という広報の動画で、初めて使われた。事ハンナラ党のインターネット感覚がどれほど遅れているかを窺わせる。
◆最近、「骨の最後の通達」というタイトルで、パロディー動画が大ヒットした。映画「ボーン・アルティメイタム」をパロディーしたこの映像は、最近のネットユーザーがインターネットでどのような方法で、コミュニケーションしているかをよく見られる。米国産牛肉を狂牛病(BSE)に感染した牛肉に追い込む論理に同意しない人でも、その動画の奇抜さと痛烈さには思わず口元をほころばせざるを得ない。「ダウム」の「アゴラ」で李大統領の弾劾を主張し、一週間で130万人の署名を集めたのは、高校生だった。
◆インターネットの威力に、誰よりも驚いたのは李大統領本人であろう。李大統領は一昨日、「インターネット経済の未来」に対する経済協力開発機構(OECD)閣僚会議の開幕式で、「インターネットの力は信頼が確保されないと、薬ではなく毒になりかねない」と述べた。社交辞令ではなく、自らの経験から自然と出てきた言葉のようだった。盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領がインターネットを使った世論政治に長けていたことに対し、李大統領はインターネットについてあまりにも無知だった。
◆大統領府が秘書陣の再編を機に、インターネット担当秘書官を置くという。ダウムの副社長を務めたオープンIPTV社長の金チョルギュン氏が内定したという。「ろうそくデモの背景調査」の方針を発表した後、ネットユーザーたちの攻撃を受けてホームページがダウンした警察庁も、オンライン世論動向や情報の歪曲に対応するため、「インターネット情報分析専従チーム」の新設を検討しているという。遅ればせながら、インターネットの重要性に気づいて幸いである。しかし、忘れてはならないことがある。インターネットも意思の疎通のための一つの通路であるだけで、過度な依存や規制がいずれも風当たりにさらされる可能性があるということだ。インターネットを動かすのも、結局、人である。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2008061916038