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地面に突き刺さっているように見える鉄骨について。
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/531.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2007 年 10 月 29 日 07:05:53: 0iYhrg5rK5QpI
 

(回答先: 証拠写真の足場、切断面の高さ(!)を考えれば 撤去作業中のガス溶断とは考えにくい (再掲) 投稿者 NEO 日時 2007 年 10 月 29 日 01:52:27)

NEOさん、ご意見ありがとうございます。
この写真がいつ撮影されたのは、msq氏によると、写真が出所不明であることから、撤去解体作業中である様子はわかりますが、突き刺さったように見える柱が何本か並んでみえるのではないでしょうか。
このことから類推するしかありませんが、msqさんの示してくれた、写真の比較方法を参考に説明したいと思います。

http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/thermit2.html

まずNEOさんが今提示された、撤去作業の様子を映した写真
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/525.html

を(1)とします。


写真の中の位置関係をここで確認し、特定しておきます。この写真には、合計5人の人物が映っています。手前に三人の消防士、後ろには二人の作業員(construction workersと英語では表現されています)が居ます。画面左に白いシャツに白いヘルメットの人が一人、そして真ん中のあたりに橙色のオーバーオールを着た人の後姿が見えます。

そして、全体を眺めてください。
目印は突き立っている鉄骨と、それから画面左上の人物の背景です。

その上で、一番上左に居る人物の左上の物体を注目してください。
赤く錆びたような、水平に横たわる(msq氏ははしごように見えるものと言っているはずです)、おそらく鉄のトラスではないかと思いますがなにであるかは私には判断できません。この色と形をしっかり記憶してください。トリックにひっかけるわwけではありませんのでご安心を。別の写真を比較する作業にはいります。

次に私が投稿した参考写真(これもmsq氏の提示されたものです)で、

http://911research.wtc7.net/wtc/evidence/photos/gzscour1.html


の写真の中で、上から六番目の写真を見てください。これを写真(2)とします。

解体作業のおそらくツインタワー付近を映したものだと思いますが、それは外壁が直立した状態でまだ撤去されないでいることからツインタワーのあった位置だと思います。それはそれでよいのですが、問題は鉄骨がガス溶断で切断されたかどうかですから、そのことを確認します。

この写真で、まずわかることは、瓦礫が数十メートルもうずたかく積もっていたはずのところであったことです。その瓦礫が撤去されて、撤去するために、瓦礫を撤去したあとに新たに撤去作業のトラックなどが通れるように、道路が作られていることですね。これが第一に現認されることだと思います。

そして、この写真の、三重輪のトレーラー(瓦礫撤去用なのは明らかです)の後ろの部分を見てください。トレーラーの後ろには、道路をはさんで、手前に三人、道路の向こう側に二人の作業員の姿が見えます。この道路の向こう側の二人の人物のさらに上に目をやると、ビル壁面の根元部分が瓦礫に埋まっているところがりますね。そのところから、今度は直角に右に視線をやってください。

そうすると、写真(1)で確認していただいた、赤く錆びたようなはしご状のものが水平に、二本見えます。いかがでしょうか。これは、写真(1)では一本が一部しか見えていないものですから、これが写真(1)のものと同一ならば、写真(1)と同様のものが実は二本あったのだということに気づかれるのではないでしょうか。

そして、この二本の赤いはしご状の物体が確認できたら、今度はこの二本の物体の、つまり写真(2)の画像の下のほうへ目を移してみてください。

すると、完全にではありませんが、右側の赤いはしご状の物体の斜め下方に向かって、瓦礫の山の上に、何かが立っているようなイメージは確認できないでしょうか?まだこれがガス溶断された鉄骨だとは確認できませんが、次の推論は成立します。

つまり、識別できることは、
(ア)写真(2)は、撮影時期は写真(1)とは撮影された時期が明らかに違う。

(イ)写真(1)を遠景から撮影した地点は写真(2)の左側中央部に該当する。

(ウ)それゆえに写真(2)で確認される、瓦礫の上にわずかに何本か突き立っているように見える物体は、写真(1)で、破断された鉄骨であると確認できる。

(エ)このことから、写真(1)の、鉄骨は、写真(2)のように、瓦礫の中に突き立っているものと同一であると思われる。

以上のことから、現場の撤去作業は、破断されたような鉄骨の見える瓦礫の山がもっと高かったものを、この高さまで掘り下げたのではないか、と推断できます。

なぜ瓦礫の山がもっと高かったのかといえば、地上400メートル分の高さの分の鉄骨と床の鉄筋コンクリート110枚分の容積がこの部分に堆積していたはずだからです。そして、遺体捜索活動はジュリアーニ市長の宣言どおり、1ヶ月続行されたことから、瓦礫の撤去が第一とされたはずであり、その作業の途中の状況が映されていたのではないかと思います。ですから、撤去作業とは言っても、邪魔だからどかすというライフラインの確保とともに、遺族のかたがたの意志を汲んで、急ピッチで捜索と撤去作業が進められたのではないかと思います。そのときの、証拠写真として撮影されたのが、この写真(1)(2)だと思います。

従って、写真(1)について、作業員の背丈よりも高い位置から鉄骨をガスで溶断するのは不可能であるように見えますが、写真(2)から、瓦礫の山はもっと高かったことは推察できます。瓦礫の一部ではあれ、その上に運搬用とブルドーザーなど向けの道路を作ってまで掘り下げが進められたものだと思います。

つまり、写真(1)、(2)で確認できる、瓦礫に突き刺さった感じの鉄骨は、ビルの瓦礫の下にあったものと推断できます。撤去作業をスムースにすすめる上ではあらかじめ切断しておいて、さらにその周りを掘り下げてyうく、という工法が取られたのではないでしょうか?

そして、この高さが、地面からはどのくらいの位置にあるかはわかりませんが、写真(1)(2)で推定するならば、その並び具合から見て、ツインタワーのどちらかの基礎部にあたるようにも見えます。つまり基礎部は地上400メートルのビルの全重力を支えるために、基礎を地下6階のコンクリート部分まで、頑丈に埋め込んであるはずですから、クレーンで簡単に引っこ抜くことのできないほど、相当頑丈に基礎に固定してあるのではないでしょうか?だから突き立ったまま残っているように思えます。

以上、msq さんのHPから貴重なヒントを得て、私なりに解釈していることをお伝えした次第です。



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