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(回答先: 改作された写真を何度も見せて、「知らしむべからず、寄らしむべし」はナチスのプロパガンダ 投稿者 竹中半兵衛 日時 2007 年 10 月 22 日 17:57:13)
世界貿易センターと建築家
http://www.shouzou.com/essay/worldtradecenter.html
(引用開始)
以下は、月刊アトリエ’88年11月号『ミノル・ヤマサキの業績』(文・阿部徹雄)より抜粋。
ミノル・ヤマサキは富山県からの移民二世として1912年12月1日シアトルに生まれる。ワシントン大建築科卒。在学中の夏休みにはアラスカのサケ缶詰 工場で学資を稼ぎ、修士過程はニューヨーク大の夜間部という苦学生だった。その後人柄の良さを買われて、エンパイアステートビルを建設した事務所に就職、 国連ビルを手掛けた事務所でも働く機会を得た。1955年に完成したセントルイス空港の設計で一躍注目されるようになり、1974年の世界貿易センタービ ル(地上110階、高さ412メートルのツインビル)で名声を高めた。この45年間に世界で300ほどの建造物に携わり、現代において最も多くの仕事をし た建築家といえる。日本でも都ホテル東京など3つがある。1986年2月6日デトロイトにて癌のため死去。享年73。
彼の共感するエマーソンの“美”と題されたエッセイ。
「美は必要性の中に存在する。美が形成されるのは、完璧な経済性の結果としてである。ミツバチの巣は、最少の材料で最大の強度を得るように造られる。ま た鳥の骨や羽は、最も軽くて最大の頑丈さを持っている。自然の構造の中には無理な部分はひとつもない。植物の持つ色彩や形態には、その必然性に対する強い 理由がある。建築という芸術は、熟練した技術で材料を最大限に節約するものであり、その美は、壁からできる限りの重量を剥ぎ取って、柱の持つ詩情にその強 さを包み込むことで達成される。」
彼の言葉。
「私は世界旅行で、人類の建築史上で至宝といわれるものを数多く見て来たが、建築家が誰であれ、その建築がどこにあろうと、そうした偉大な作品には共通した一つの特徴が見られる。それは、日の出から日没までを通じて、太陽の光の変化が最大のインパクトを創り出す。
そして最後に彼自身の衝撃的な言葉をもう一つ紹介する。
「ビルの寿命はせいぜい20年です。私はそう割り切って設計しています。といいますのは、これから10年後どんな生活環境になるのかいま明確に私はつか めていないんです。それなのに20年後を考えてみても見当がつかない。20年前に建てたビルが、現在の職場環境で極めて不便なものになっていますが、それ よりももっともっとかけ離れた状態で今、建てつつあるビルの20年後の姿は悲しい残骸になると私は思っています。それほどこれからの時代のテンポは早く変 貌してゆく。したがって我々は現在最も機能的なビルを造ると同時に、いかに造っておいたら不適当になった時、短期間に壊せるかを考えています。その壊すま での年月を20年とみているんですよ。
私は14年前の古い美術雑誌の、彼の文章を目にして、息を呑んだ。
(中略)
竣工からすでに27年たっている。ミノル・ヤマサキの言う20年の寿命は越えている。だから、ビルが不要になった時点で爆破することによって、あのよう に上から下まで一瞬に崩壊するように、建築家は設計していたのだ。つまりあのようなビルの最期を予め見越していたのだ。おそらく鉄骨の溶接工法も最小限に して、リベットのようなピン接合だけで繋ぎ止めていたのではなかったろうか。
(以上引用終わり)
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タケシ:「9.11の謎」
検証@タワーの構造は旅客機の突入に耐えられたのではないか
タワー計画時のボーイング707に耐えうる「頑丈な設計」とは。
その根拠が、47本のコア鉄骨と網戸構造だ。だが、この網戸ばヤブって飛行機(テロリスト)はビルさ闖入(侵入、つまり鉛筆ばつかまえそこねた)すてる。闖入するはずがねえのに、映像ではどだいにスローで逆回しすても前まわしすても、(北ビルはここさ出てる映像では判別しにくいが)、南では網戸ば破って闖入すてるのは鮮明だ。(んだからっつて、北だけは爆弾使ったって仮説は成り立つべか?WTC1,2、7の三棟崩壊すてるもんで)この網戸ば破って闖入すた敵機さは、当然、網戸ば破る敵もあるもんだ、そんときの対処法もこだいにすんべつう認識もあったはずだべ。ま、どだいに威張ってみても、やられてみねえとわがんね、つうアメリカの傲慢さがくじかれたわけだす。だども、鉛筆が突き刺さる構造、つまりかすみ網みてなもんだべ、ばやすやすと突き破ってすまった。「頑丈説」は倒れながったっつうこつさ唯一その正当性ば見出すだけ。
検証@は、飛行機が突っ込んでいるっつうこつから爆弾使用という仮説をひっくり返す力ば秘めてんだ、っつう矛盾があんだすい。んだってねえ、網戸ば爆弾使って破壊すたってなこともねえすい。
頑丈なはずの網戸が破られたんだから、これも、もう飛行機の映像は嘘つかねえから、「頑丈ではねがった」(侵入されっつまった)っつうこつさなんべ。レトリックつのは事実を嘘のようにいうから、むがすの美辞麗句とつがうんだね。事実を嘘だっ、証拠はこのとおり、つうんだから、これはもう無批判的に一面的な映像を信じ込まされ、騙されるほうが悪い。テレビの怖さはここさある。
ハリケーン想定は必須事項なんだべ、(これは番組では言ってねえ、番組では「ニューヨーク港からの風」さ対する抵抗力、カテリーナ並みのハリケーンさ言及するこつのねえ、どんくれえの海風の風力だべ)柔軟性ありというもんの、柔軟さが足りねがったか、想定外だったか?複数の飛行機ではねぐてただの一機だども。
旅客機の衝突に耐えられなかったから、爆弾使用説になる、っつう導入だべ。これは「仮説」へ導く「仮設」の論理。なぜか、すぐに爆弾仮設さもってゆぐとばれるから。
さて、この検証@ではなあにが言いたかったのか、ようぐ見てるとわがんねぐなる。網戸の頑丈さばあげつらう、すがす網戸は破られた、っつうなら、網戸の破壊に爆弾使ったんか、って言いたぐなんだすが、そうでもねえんだすな、これが。なすてこういう手法ば使ったか?
ふんで、番組ではなぜかここで仮設網戸の話は終わり、次さすすむ。
すかすだよ、頑丈なこつと火に強いっつうこつとはどだら関係さあんだべか?
ハリケーンなどの(番組ではこんこつは言ってねえんだすが、おらが紹介すといてやっがら)風圧さ耐える構造だけで、超高層の、411メートルもの鉄骨ビルの頑丈さが売り物だとすてもだ、これが火事になったときのことは一言も頑丈さの属性にはあてはまってねえべすな、んだから敢えてこんこつは、「鉄骨は火に弱い」っつう最大の欠点ばまったく隠蔽すてすまってる。
エンパイアステートビルのB25の衝突だって、ピラミッドを連想させる鉄筋コンクリートつくりであるのに、火災は起きてるんだ。このときの「衝撃」も、ビルを崩壊させねがった。なのに、エンパイアステートビルとの比較では、エンパイアステートビルが崩壊したような印象をもってすまう。崩壊したビルとくらべて「頑丈だ」とでもいいたそうだな。WTCでは、飛行機が突っ込んだときに、本気でカスミ網(網戸)さひっかけてつかまえてやっから、火災は発生すねなあんて考えてたんだべか?いわんや大量のジェット燃料ばつんで突っ込んだとすても。
いかに頑丈な鉄骨構造であってもだ、火に弱いってことさ出合えば、途端にこだらビル、脆弱になんだよ。頑丈さがかえって仇になって、火力とあいまって、こいが悪いほうさはたらぐ。そすて、超高層という条件が、超高層という重量の負荷ば基底部さ近いほど大きく受け止めるこつさなる。途中階の支持鉄骨でもコアや外部には相当の重量がかかってんべすが、火災による温度上昇で鉄が劣化すてからに、変形すてすまう。
各フロアの床面(鉄筋コンクリ、軽量コンクリ。鉄筋て丸棒だがんね)とこれとくっつきあってる梁も(床と梁は背に腹の関係だ)、コアや外周の柱と同様、鉄骨だからすて、熱の変形ばうければ、ひとたまりもねぐなる、床ば支えてるアングル(リベットらすいよ)ももつろん鉄だで、熱の影響ば受けるのと鋼材の膨張による床・梁の膨張と縦方向の鋼材の膨張でコアと外周の柱とくっついてる部分が弱くなる。
もつろん、コアも外周の柱も、一本で400メートル伸びてるわけではねえ。途中で何箇所も溶接(少ないらすい)とボルトで固定されてんだが、これも熱の影響ば受けるのと、鋼材の変形で接合部が弱まる。すると頑丈さと床面の重量と熱の変形と接合部分の劣化、超高層という条件が逆に作用しあって、こんこつは番組では語らず、ただただ「頑丈さ」だけ強調。片手落ちなんだすが、それは爆薬説ば導くための伏線にするためである。ま、これは視聴者大衆ばだますための手法だ。
こいさまたよぐ、馬鹿丸出しの出席者の顔まで見せて、驚かせてみせて、さもさもスタイル。一体この網戸が爆弾とどだらな関係さあるっつの?
鉄の変形?
ほれ、鉄道ばみれ。鉄道は、あんだけ頑丈で重てえ鉄の塊の汽車(今は実態は電車だども)が19世紀から「レール」の上ば走ってんべ。鉄が頑丈だから車輪もレールも鉄だ。ところが頑丈なはずのレールが長時間日にあたると、夏場、レールとレールのあいだをあけてるにもかかわらず熱で膨張したレールが曲がってすまって、脱線の危険性が高まる。
鉄の膨張係数は0.00012だすな。
http://www.kdcnet.ac.jp/college/buturi/kougi/buturiko/heat/heat1/table-1.htm
レールの熱膨張については中学で習ったべ。おらももう忘れたんで、おさらいだ。
熱 膨 張 率
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/netuworld/syoutai/boutyou2.html
(前略)
この空間はどうしてあいているのでしょうか。それが、熱膨張と大きく関係しているのです。 熱膨張率のところで勉強したように、レール(鉄)は熱を加えることで膨張します。レールは絶えず、外気にさらされており、季節による温度変化の影響を受け ます。例えば、夏場は暑いのでレールが膨張して延びます。逆に冬場は寒いので、夏場に延びたレールは縮んでしまうのです。
それでは、レールが実際にどの程度伸びるのか計算してみましょう。
(問題)冬場(0℃)の時、30mのレール(鉄)は、夏場(30℃)の時には何cm伸びているでしょうか。
<答 え>
(問題)冬場(0℃)の時、30mのレール(鉄)は、夏場(30℃)の時には何cm伸びているでしょうか。
答 え
熱膨張率のページで学習した次の公式を使って、この問題を解いていきます。
レール(鉄)の線膨張率は熱膨張のページから0.000012となります。
レールの長さは30mなので、3000cm、温度差は30℃から0℃を引いて30Kです。
あとは、公式にあてはめます。
0.000012×3000×30=1.08
答えは、1.08cmとなります。
んだらば、411メートルの長さの鋼材は、気温が0度から、それぞれ300度、500度、800度、1000度に熱せられたときには、縦に何センチ膨張する(伸びる)でしょう。
300度のとき
0.000012×41100(センチ)×300=147.96センチ=約1メートル48センチ。
500度のとき
0.000012×41100(センチ)×500=246.6センチ=約2メートル47センチ
800度のとき(600度で鉄の強度が半減すてるんだから、もっと弱ってる)
0.000012×41100(センチ)×800=394.56=約3メートル95センチ
1000度のとき(鉄の強度がなんぼ減少すたべ、1500度まであと500)
0.000012×41100(センチ)×1000=493.2センチ=約4メートル93センチ
番組では、鋼材は1500度以上にならないと溶解しない、とわざわざ、「テルミット」を使用したことへ視聴者を誘導するために、強調してんではねが?
溶解する前に、建物全体におよぶコアや外周の柱や各階ごとの梁、床の鉄筋コンクリートまで含めて鉄という鉄が熱膨張の影響を受けたんではねがや?1000度なら411メートルのコアや外周の柱一本一本はほとんどすべてが411メートルさ対して5メートル近く膨張すたこつさなんべ(地震では小さな家が5メートルも持ち上げられたらたいへnだども、でっけえビルが5メートル内部上昇すると構造破壊でも起きそうだすな)。もつろんこの一本一本とは途中でボルトでつながれているもんらすい。この接合部は鉄の膨張で座屈ば起こすかも。番組では、灯油程度の温度では視聴者が信用すねべっつ思って、あんまりだろうからって、最高温度ば1000度くらいにはアローアンスとすて設定すたんだろべや。んで、おまけに、600度で強度が半減するなんてうっかり言ってしまった。
鉄筋とコンクリートの膨張率について
http://oshiete.homes.jp/qa2580019.html
深く考えると、物理学的、建築学的検証が必要さなってくる。おらはシロウトだからとても。
そこでおらはWTCの構造さついておらのわがる範囲でネットで調べてみた次第だす。
番組で、マルティニ氏が口にすたほどに頑丈なのかい、このタワー。
構造についてネットで調べてみると、特に鉄骨構造であるがゆえに、振動には耐えられるが、鉄ゆえに熱に弱いらすいことがわかる。
デザインから、中は吹き抜けとエレベーターシャフトで空洞の構造
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:World_Trade_Center_Building_Design_with_Floor_and_Elevator_Arrangment.svg
米国世界貿易センタービルの被害拡大過程、被災者対応等に関する緊急調査研究
http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~tj330/Labo/murao/wtc/blocker/wtcpdf2/1-2.pdf
FEMAによるWTC調査報告の概要(FEMAのサイトより抜粋)(無名サイトだす)
http://birukan.fc2web.com/jj8k-nkmc/top-02.07.06.htm
部材接合について問題あり。
進行性崩壊現象における部材接合強度の影響
http://www.kz.tsukuba.ac.jp/~isobe/150.pdf
「世界貿易センター建築性能研究」
http://www15.ocn.ne.jp/~hemy/usawtcrepo.pdf
世界貿易センターは何故崩壊したか---科学・工学および推測
http://www.ostec.or.jp/nmc/TOP/1(H14.4).pdf