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(回答先: Re: サーマイトで300人の癌患者が発生するのか?あの粉塵は?鉄のプールは?トリチウム値上昇は? 投稿者 ブッシュ親子の自作自演テロの11 日時 2007 年 9 月 06 日 10:13:07)
『地下に仕掛けた水爆』ですか?それとも『サーマイトと併用の爆破装置』ですか?最後にはっきりさせてください。
少し、頭を整理なされた方が良いと思います。一つの仮説を「正しい」と主張でき、他の仮説を「間違っている」と言うことのできる条件があります。
1.客観的に正確な諸事実が十分に明らかにされていること。
2.一つの仮説(およびその修正案、追加の条件を含む)によって、その事実の一つ一つを十分な合理性を持って説明ができること。
3.他の仮説では、どのような修正や追加を行っても、ある事実を合理的・科学的に説明できないこと。
あなたは「サーマイト仮説」を「間違っている」と断定しておいでです。当然ですが、サーマイトはいわゆる「カッター・チャージ」であり、コアの支柱を要所要所で熔かして断ち切るためのもので、その副産物として大量の酸化アルミニウムの白煙と熔けた純鉄を作り出します。またアルミニウムをナノ単位にした「スーパー・サーマイト」は高熱だけではなく相当な爆発力もあります。
ジョーンズにしても他の学者にしても、サーマイトのみであのビル解体が行われたなどと主張している者はいません。(もしそのようにお考えとしたらそれは単にあなたの思い違いです。)当たり前ですが、サーマイトで解体に必要な部分の鉄骨を断ち切っておいて、その後に強力な爆薬で次々とビルの内部から爆破していったと考えています。ビル解体では当たり前ですし、私もそれに賛同します。
しかしサーマイトが使用されたこと自体には、
●第2ビル崩壊直前に現れた灼熱に熔けた金属、
●金属サンプルから『炭素を含んだ鋼鉄』ではなく炭素を含まない鉄が検出されていること、
●第2ビル崩壊直前に見られる純白の煙、
●第1ビルと第2ビルの倒壊前に地下から立ち上っている白煙、
●明らかにシェイプ・チャージの跡としか考えられない斜めに切られたコアの支柱、
●第1ビル崩壊時に倒れ落ちるコアの支柱から吐き出される白煙、
などの事実から、疑う余地はありません。
私はコシミズさんが「サーマイト類は決してどこにも使用されていない」とご主張されるほど愚かな方だとは思いません。「小型水爆」だけで、たとえば第2ビルから流れ落ちる灼熱の金属を説明する可能性がゼロだからです。
万が一、「サーマイト類は決してどこにも使用されていない」とお考えなら、上に採り上げた事実をすべてそれ以外でご説明ください。
さて、問題は、カッター・チャージと併用された爆弾です。これは残念ながら現在の時点では、どのような種類の爆破装置が使用されたのかまでは不明ですし、その点についてはジョーンズもJ.ホフマンもあるいは建築士たちも、分かっていません。あるいはたとえその見当が付いているとしても今すぐに公表することはしないでしょう。これは戦いだからです。
現在、彼らと同調する米国での解明活動の中には元米軍関係者も多くいます。そしてその追究は慎重に行われているでしょう。我々としてはその研究を待つしかなく、いずれ行われるであろう本格的な起訴・捜査要求の中でもう少しはっきりした形で出てくると思います。(なお、ジョーンズが孤立して誰にも相手にされていないかのようなデマを振りまくヤカラにあなたが同調なさるとすれば、よほど米国の情報を得ておられないのでしょう。)
ですから、もしも「原爆を起爆剤とせず、サイズや爆破規模や発生する温度が自由にコントロールでき通常の爆弾ともっと効率よく代用できる、夢の超小型水爆」がすでに開発されているとするならば、というものすごい仮定の下でですが、サーマイトなどのカッター・チャージと併用された可能性を考えることはできるでしょう。
もしトリチウムのデータが本当に信用の置けるものであるならば、その可能性もあります。また発癌患者のデータが本当に信用の置けるものであるならば、それとの整合性もあるでしょう。しかしこれは、最初に挙げた1の条件で極めて微妙なものになります。
トリチウムのデータが本当に信頼の置けると断定できるものなら、例えば第6ビルにトリチウムが保管されていた可能性だって考えられます。もちろんこれは私の単なる想像でしかありませんので主張はしません。しかし他の箇所で「見つかっていない」ことに、私は疑念を感じざるを得ないわけです。特に第6ビルと地下でつながっていない第7ビルで。
コシミズさんはバリ島などの爆破事件でもやはり超小型爆弾が使用されたとご主張なのですが、バリ島でトリチウムや癌患者のデータがあるでしょうか。「報道管制されている」と言ってしまえばそれまでです。しかし何か漏れてくる情報は無いのでしょうか。私は今のところ知りません。
癌の問題だけなら、他の原因(例えば有毒な化学物質)で切り返されます。医学的な可能性としてはありえます。つまりそれだけ断定するには弱い根拠となってしまわざるをえません。他の疑いようの無い事実で証明する以外には、断定する方法はありません。ただ劣化ウランについては、現在のところ、化学分析でウラニウムが検出されたという情報は得ていませんので、これも主張まではできないでしょう。
しかし、現在ケネディ空港に保管されていると言われるWTCの廃材やWTC地下にあった物体などが公開され詳しく分析を受ければ、そのようなことも相当にはっきりしてくるでしょう。残されている唯一の物証だからです。しかしこれは米国政府の「政治判断」を突き動かして実現させる以外には手の無いものです。
コシミズさん。あなたがおっしゃる「小型水爆」とは、やはりあのフィンランドの回し者(と私が疑っている「軍事専門家」)と同様に、『地下に仕掛けられた水爆』とお考えなのでしょうか。それともサーマイトなどのカッターチャージと併用された『通常爆薬のより効果的な代用』としてのものなのでしょうか。
『地下に仕掛けられた水爆』ならば、最初に挙げた2と3の条件で明白に否定されます。可能性ゼロです。この点は今までに散々述べてきましたので繰り返しません。もしあなたもあの「フィンランドの軍事専門家」と同様の見解なら、もはやこれ以上お話することはありませんし、その必要も無いでしょう。お好きなように。この拙稿が私のあなたに対する最後のレス、最後の言及になるでしょう。
もし『通常爆薬のより効果的な代用』であるならばその可能性をゼロとまでは断定しません。その原理や製造方法などに極めて多くの否定的な要素はありますが、米国やイスラエルの兵器開発の性質から言って、常に思考の一方に置いておかねばならないものです。もしそれならば、今後とも宜しくおねがいします。
しかしそれをデタラメに9・11と結び付けて、しかもそれに反対の見解を持つ者を悪魔化するような態度を貫くとおっしゃるなら、9・11解明だけでなく未知の新兵器開発に対する追究それ自体を危機に陥れかねないものでしょう。ご注意ください。
以上です。