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http://j.peopledaily.com.cn/2007/08/31/jp20070831_76100.html
曹剛川国防部長、安倍首相と会談
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日本公式友好訪問中の曹剛川国防部長(中央軍事委員会副主席、国務委員)は30日、安倍晋三首相と東京で会談した。
安倍首相は曹部長の訪日を歓迎。「日本は中国との戦略的互恵関係の発展を重視している。中国の発展は日本にとっても世界にとっても良いことだ。日中間の防衛交流・協力は非常に重要で、相互信頼の増進だけでなく、地域の平和・安定の維持にとってもプラスだ」と述べた。さらに「日中間の防衛交流の強化を支持する。両国が現在の良好な関係発展を基礎として引き続き努力し、各分野・各レベルの交流と協力を推進していくことを希望する」と表明した。
曹部長は「昨年10月の安倍首相の『氷を割る旅』は、中日関係回復のために重要な第一歩を踏み出した。今年4月の温家宝総理の『氷を溶かす旅』は、両国の戦略的互恵関係の基本的な精神と内容をさらに明確化し、中日関係の改善と発展の方向を明示した。中日関係は現在、良好な改善・発展の傾向を示している。これは得難いもので、一層の維持と珍重に値する。防衛当局間の関係は両国関係の重要な構成要素だ。今回の訪問を通じて両国の指導者間の共通認識の実行をさらに進め、防衛当局間の相互理解を増進し、友情を深め、相互信頼を強化し、防衛・安全保障分野の友好交流と協力を推進することを希望する」と述べた。
曹部長はさらに「台湾問題は中日関係に影響する重大な原則的な問題だ。日本側が引き続き『1つの中国』の原則を堅持し、いかなる形による『台湾独立』の言動にも反対し、地域の平和と安定を共に守ることを希望する」と強調した。
安倍首相は「日本は『日中共同声明』で表明した台湾問題における立場を堅持し、台湾海峡の現状を一方的に変えるいかなる言動も支持しない」と応じた。(編集NA)
「人民網日本語版」2007年8月31日