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●前回の考察において、私自身はこの事件を「垂直尾翼が破壊された」と言うあらゆる論者の大前提そのものを根本的に疑うところから出発した。
そしてそれ(垂直尾翼の破壊)は事実ではなかったと言う推論のもとに、この仮説(『遠隔誘導による自爆テロ説』)を組み立てた。
だが、この事件にはまだ大きな大前提がそびえ立っている。
それは修理ミスにせよ、設計ミスにせよ、はたまた飛行物体の衝突説にせよ、事故原因は「意図せざる偶発的な、単独、孤立の事故であった」と言うものである。
前回はアメリカに巣食うナチス(キリスト教原理主義の本体)の関与をほのめかしたが、それだけではあまりにも恣意的すぎるであろうから、説得力に欠けることは否めない。
そこで時代背景(政治力学)とともに、もう一つの大前提を指摘するところから第二の仮説を提示してみたい。
大前提
1)「垂直尾翼とその下部胴体が原因不明の爆発により破壊され制御不能となった」
2)「偶発的な、単独の、突発性の事故であり、計画的に実行した者は存在しない」
3)「事故調報告書は事故原因の意図的隠蔽を目的とした虚偽と欺瞞に満ちている」
それは事故調報告書が『いとも容易く論破される』性格を持ち合わせていながら、公的権力はそれを最善のものとして提出して来た背景を考え、彼らが何故そうせざるを得なかったかを考察するところからはじまる。
結論を先に言うならば、『JAL123便・墜落事件』は『赤色テロ』であり、この陰謀を暴き反撃し、しかもそれを証明する目的で、『大韓航空機・爆破事件』が引き起こされたであろうと言う仮説である。
つまり『JAL123便・墜落事件』の真相は、『大韓航空機・爆破事件』のストーリーと同種のものであり、『大韓航空機・爆破事件』こそが『JAL123便・墜落事件』の真相を告発するために仕組まれた演劇であり、西側の手で再演された『赤色テロリズム』のストーリー展開だったのである。
●80年代はもはや米ソ代理戦争の時代などではなく、ソ連のアフガン侵攻(79年)やイラン・イラク戦争(80年〜88年)の勃発など、第三次世界大戦にシフトして行くかのような新しい軍事的緊張関係に向かっていた。
ベトナム戦争(60年〜75年)以後、中ソ蜜月関係は破綻しており、親ソ派のベトナムは親中派のカンボジアを制圧し、この報復のために中国軍がベトナムへと侵攻(79年)するなど、世界を二分していた一大共産圏は二極化、あるいは多極化をはじめて行く時代であった。
79年には米中の国交回復が実現し、ソ連中心の共産圏体制は瓦解を始め、80年初頭からは、キリスト教原理主義と言う名前のナチズム本流がアメリカ共和党を乗っ取って、悪魔の帝国ソ連を解体すべく動き出していた。
だからこの事件(JAL123便墜落)も単独で発生した不慮の事故と考えるのではなく、これら一連の軍事的緊張関係の中から読み取る時に、より深い真実が浮かびあがるのではないかと思うわけである。
☆西アジア
1980/01/04 ソ連軍、アフガニスタン制圧 <ソ連 vs イスラム・米国>
1980/09/09 イラン・イラク戦争開始 <スンニ派 vs シーア派>
★東アジア
1983/10/12 ラングーン爆弾テロ <韓国 vs 北朝鮮>
1984/05/28 オウム神仙の会設立 <公安 vs キリスト教原理主義(ナチズム)>
●特に極東で発生した以下3つの航空機事件は相互に関連しあうひとつのストリー展開(正→反→合)であったと私は推理する。
★極東航空機事件
1983/09/01 『大韓航空機・撃墜事件』 <米軍 vs ソ連軍>
1985/08/12 『JAL123便・墜落事件』 <日米軍 vs ソ連・北朝鮮軍>
1987/11/29 『大韓航空機・爆破事件』 <米韓軍 vs ソ連・北朝鮮軍>
1983年の『大韓航空機・撃墜事件』は米軍単独で行われた対ソ・極東戦略であり(攻撃)、1985年の『JAL123便・墜落事件』はソ連が北朝鮮(在日組織)に実行させた報復テロであった(反撃)。
そして1987年の『大韓航空機・爆破事件』は日米韓による北朝鮮偽装工作員(金賢姫)を使った対北朝鮮封じ込め政策であった(再反撃)と考えるものである。
『大韓航空機・撃墜事件』ではその後ボイスレコーダーがソ連からフランスに引き渡され、そこには撃墜寸前まで乗務員達の緊張感のない会話やあくびの音声が録音されていたと公表されたが、もしそれが事実だとすれば、撃墜の危険をともなう意図的なスパイ飛行などは予想に反して計画されてはおらず、更にレーダーの位置情報も実際の軌跡とは何百キロも離れた「本来の飛行コース」を指し示してしていたことになる、と推理できるのではないか。
乗員は飛行コースを外れてからの数時間、地上管制との交信で偽りの位置情報を2度3度と報告しているが、それが意図的なものならばスパイ飛行が計画されていたと言う事になり、「警告なしの撃墜」と言う領空侵犯の危険を自覚しているはずであるから、心理的な緊張は極度に高まっていたはずである。
しかしそれがないと言う事は、レーダーの位置情報をただ正確に報告していた可能性が高まり、その場合には計器の機械故障よりも計器の表示自体にトリックがあったと考えらるのである。
そうでなければ彼らは乗客をのせたまま、自爆攻撃機として戦術上の死を決意していたことになるが、もちろん民間機パイロットにそんな義理も義務もない。
私自身は『大韓航空機・撃墜事件』も米軍の遠隔誘導によるソ連領空の意図的な侵犯であり、この民間機が撃墜されることが本来の目的であったと考えている。
●真相としてのメカニズムは次のようなものであったと思われる。
通常どおりの偵察飛行を装い、大韓航空機の近くを飛行していた米軍RC-135は、同機を無線誘導によって乗っ取り、知らず知らずのうちに飛行コースを外してサハリン上空へと導き、それにともなう位置情報の変動も任意に書き換える信号を送って露見を防いだために、機長ら乗員は航路の異変に全く気づくことが出来なかった。
そして軍用機との識別信号も停止され、地上管制との交信さえ偵察機からの送信に切り替えられていれば、ソ連軍機による警告と迎撃の危機に遭遇したコックピットには打つ手がなかったであろう。
つまりこの事件はスパイ飛行などという低レベルの情報戦ではなく、極東開戦さえ辞さないと言うレーガン戦略の挑発行為であった、それほど危険な作戦であったと私は考える。
レーガンによるソ連邦解体戦略はこの8年後に結実した事を考えれば、こうした全面戦争さえ厭わない異常なまでの威圧行為がソ連を震え上がらせ、米国との軍拡競争による経済破綻へと導いて行った原因の一つとなった出来事なのである。
(その後の情報として撃墜されたはずの大韓航空機は空中分解することもなく海に不時着し、ある程度の乗員乗客が生き残っていた可能性が指摘されている。しかし、撃墜命令は絶対のものであり、空対空ミサイルを食らったジャンボが爆発炎上もせずにグライダーのごとく滑空して海上漂着したなどというのは『ネタ』としか思えない。強制着陸を誘導した可能性についても、自衛隊が傍受したソ連パイロットの交信記録からもあり得ない事と判断する)
いずれにせよ民間機撃墜という人道的非難キャンペーンにより国際的威信を傷つけられたソ連はアフガン戦争に手を焼いていたこともあり、北朝鮮を使って日米政府に報復テロを実行させたと私は見る。
その赤色テロリズムの犠牲が『JAL123便・墜落事件』の背景であろう(真相ではないが…)と言うのがここでの私の推理である。
そしてこの北朝鮮(在日の破壊工作機関)による赤色テロを国際的に告発し、外交的に北朝鮮を孤立化させる計画の下に日米韓の極東軍事同盟は『大韓航空機・爆破事件』を自作自演で引き起こした。
特に北朝鮮工作員の金賢姫を逮捕することで金親子の威信は傷つき、北朝鮮の外交的信用は失墜してゆくことになる。
こうしてソ連の出先機関は国際的な発言力を失い、ソ連の極東での影響力は後退していったものと考えられる。
●私はこの事件を少なくとも最悪、2つのレベルで論じるべきだと思う。
1つは、『マスコミ世論・レベル』であり、もう1つは『政府公安・レベル』である。
この2つの層、簡単にいえば支配者と被支配者のことだが、このどちらもが外部勢力によってマインドコントロールされ、『憎悪と不信と敵対』の関係を維持するように仕向けられているという視座である。
表層:『マスコミ世論の認識レベル』 =隔壁修理ミス説 → 陰謀論の噴出
↑ 偽装工作
深層:『政府公安の認識レベル』 =赤色テロリズム → 証拠隠滅と世論操作
↑ 偽装工作
真因:『米国ナチス共和党の認識レベル』=遠隔誘導自爆テロ
『マスコミ世論・レベル』では、ボーイング社による隔壁修理ミスの自己申告に助けられる形で、事故調による隔壁破壊説が事故原因の結論となった。
しかし『政府公安・レベル』ではボイスレコーダーの解析や管制との交信情報、あるいは乗客の身元調査や事件前後に引き起こされた反日組織の動きから、『赤色テロ』であったと結論ずけているのではないかと思う。
(これについては証拠などなにもないし、公安情報など一切知らない。ただ、ソ連が汚名を注ぐ機会=復讐をうかがっていたことだけは確実なことであると断言しておく)
では何故その『赤色テロ』は表沙汰にならなかったのか? 何故隠蔽しなければならなかったのか?
第一には弁明の余地のない明白な(物的)証拠を提出できなかったからであり、第二には疑うに足るだけの十分な証拠を提出してしまえば、日米政府のスパイ網や諜報能力をさらけ出してしまうことになるからである。
そして第三としてこの事件の原因が『大韓航空機・撃墜事件』へのソ連側からの報復行為であると判断されたために、ソ連との正面きっての軍事的緊張関係に耐えられないと判断した日本政府が『隠滅』に動いたからであろう。
そこで日米韓政府は『大韓航空機・爆破事件』を引き起こして金賢姫という生き証人(確実な証拠)を逮捕し、その北朝鮮テロ工作の実態を暴くと言う報復行為(反北朝鮮キャンペーン)を計画したのである。
つまり2年後に発生した『大韓航空機・爆破事件』は、公安とアメリカの諜報機関(CIA,KCIA,etc)によって解明された『JAL123便・墜落事件』そのもののコピーであり、その再現映像であると言うのが私の推理である。
『大韓航空機・爆破事件』では、男女2人の犯人が途中の経由地で降機した後、同機は手荷物入に放置した時限爆弾が海上上空で爆発して115人全員(韓国人)が死亡したとされるテロ事件である。
2人の犯人
金賢姫:蜂谷真由美
金勝一:蜂谷真一
2つの爆弾
携帯ラジオ:プラスチック爆弾(時限装置)
酒ビン :液体爆弾
このストリーから行けばJAL123便は、貨物室に積み込まれていた2つの荷物のなかにチェックをかいくぐる、プラスチック爆弾や液体爆弾があってそれが爆発して操縦不能となり墜落したということになる。
実際JAL123便は、機体後部で2度の爆発音を響かせており、しかもその爆発力は一瞬で機体を破壊する威力はなく、同便は32分間に渡って迷走を続けるストーリー展開となる。
もし金賢姫達が同機の爆破を確実に安全に履行したければ、後部貨物室に航空郵便としてこれと同じ時限装置付きの強力な爆弾(量)を乗せれば良いのであり、わざわざ足取りを辿られ補足される愚を犯す必要はなかったはずである。
そして男性側が死に、女性の金賢姫が生き残ったのも、JAL123便事件で4人の生還者が女性だけであったことの暗喩であもあるのだろう。
たぶん北朝鮮からの薬の運び人(在日ヤクザ)などを使って、アタッシュケースかボストンバッグだかを大阪に運べと命令しておいて、その人物ごと自爆させる方法をとったのであろう。
もとろんそれは、日本の権力機構全体をマインドコントロールするためのアメリカ政府からの偽りの情報工作であり、賢明な?公安権力はとりあえずこの『赤色テロ説』に乗る形で事態を収拾させたと思われる。
公開されたボイスレコーダーでは爆発原因に関する会話が全くなされていない。
それは機長等が貨物室での爆破を確信し、パーサー等が後部機体状況を調査した結果が報告されていたためであろう。
その会話記録から、政府公安は『爆弾テロ』であったことを墜落前から確信していたものと考えられる。
ところが事態は更に複雑であり、航空機の空中爆破の狙いが緊急着陸する米軍基地などを狙った放射能汚染や、より強力な爆弾(アタッシュケース型の核爆弾)による二段階攻撃であった可能性が多分に残されていた。
事件の裏で手を引いていた米軍上層部(ナチス)がそのようなテロ情報をインプットすることにより、自衛隊は墜落現場を完全封鎖して残存する時限式爆弾の有無を確認したり、テロの痕跡となる器物を現場から撤去する役目を押し付けられることになったと思われる。
それがいわゆる、自衛隊による救出活動が遅れた理由であり、墜落位置を情報操作した理由であったと思われる。
(場合によっては現場を無害化する目的で爆弾を撃ち込んだ可能性すらある。そうでないとあのようなきれいな『V』字は難しいのではないか)
注:何分書きかけなので、誤字、脱字、不明、不信事項は自律的な脳内変換で対処のことw