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(回答先: 葉菊蘭・前高雄市長・・・ 台湾と中国の軍事バランスが崩れることはアジアの平和に対する脅威 【台湾週報】 投稿者 hou 日時 2007 年 7 月 09 日 19:40:15)
http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/07/070627a.htm
陳総統、軍の建軍思想を「五大信念」から「三大信念」へ
6月26日、陳水扁総統は呂秀蓮副総統と共に2007年度下半期の陸・海・空軍将官の昇任通達および任命式典に出席した。
陳総統はあいさつの中で「本日の式典は重大な歴史的意義がある。今年の7月1日より、建軍思想である『五大信念』は正式に『主義』『領袖』の2つを削除し、『国家』『責任』『栄誉』の『三大信念』に改める。これは、軍隊の国家化(党の軍隊から国家の軍隊へ)がさらに一歩進んで実行されるだけでなく、台湾の民主主義におけるもう一つの歴史的な一里塚を強化および深化させるものである」と表明した。
陳総統はさらに「過去の政党国家体制の下では公然と『主義』と『領袖』が『国家』の上に置かれ、特定のイデオロギーの宣揚および盲目的な個人崇拝の鼓吹のための道がつけられていた。その結果、軍は特定の政党、主義、個人の軍隊に変わってしまい、完全に民主主義憲政の流れに逆らうばかりか、さらには台湾が自由、民主主義および正常な国家となることを追求する最大の障害と傷になっていた」と指摘した。
その上で、陳総統は「私が2000年に総統兼三軍の統帥者に就任後、歴代の国防部長(大臣)および軍幹部の支持の下、最短の時間内で軍隊の国家化を貫徹させ、政党の軍隊の中での党組織の展開、党の活動の実施を厳禁し、とりわけ軍がいかなる特定の対象のためにも動員および選挙協力をすることを絶対的に禁止した。
また、軍組織の再構築、管理システムの管轄と機能を改めて一から調整したことにより、過去の特定政党の「軍の監視」から将兵の福祉を真に保証する部門へと変わった。最近ではさらに軍営内にある蒋介石・元総統の銅像を全面的に撤去し、本日、我々はさらに一歩進めて、過去の権威統治時代に行なってきた『五大信念』を『三大信念』に改め、軍は徹底的に旧時代および旧思想と決別し、それによりすべてが新しい理解、信念、使命感で真の国家の軍隊、国民の軍隊となるのである」と強調した。
さらに「民主主義の時代において、我々は『軍人による政治関与』の状況が発生するのを絶対に許さず、同時に政治の混乱が軍の日常の訓練や管理に影響するのを望まない」と示した。
陳総統は軍の全幹部に「軍隊内の民主主義と法治教育を引き続き強化し、全将兵が外部からの政治や選挙活動の干渉をまったく受けず、それぞれの軍務に力を尽くし、軍を国家化、専門化、現代化した国防の精鋭部隊にしなければならない」と訓示、激励した。
【総統府 2007年6月26日】