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(回答先: 久間の深慮遠謀 投稿者 いかりや爆 日時 2007 年 7 月 03 日 18:32:32)
これは単純に「言い訳」と解しては不十分であるばかりでなく、むしろ善意的・好意的な解釈に陥ってしまうだろう。
日本国民は一般的には「非宗教的」と言われるようにイデオロギーについて理解するところが少ない。
ジョゼフ発言には、イデオロギー性があるものと考えられる。
つまり、
「日本人は、米国が原爆を投下してあげた御蔭で民主主義を受け入れる事が出来て、軍国主義と全体主義から解放されたのだ。(だから恨まれる事ではない)。原爆投下は進歩の親だ。」と。
この様に"本気"で考えているのである。
イデオロギーや宗教が戦争に結びつくと、それは現在のイスラム抵抗勢力が言うところの「ジハード」の様な抵抗戦争でなく反対の立場の侵略戦争であっても「聖戦」と把握・理解されてしまう。
また、何らかの体制を目指す戦争(例えば社会主義拡大の為の戦争とか)も「聖戦」と把握・理解される。
そこにおいて、原爆が使用兵器として選択されても、「罪の意識」は発生しないであろう。
基本的に、宗教拡大やイデオロギー拡大の為には『何でもあり』であり、そこには「罪の意識」は発生しない。
ネオコンが原爆投下をアフガニスタンやイラクで行っていない(小型を使ったとの説もあるが)、クラスター爆弾や劣化ウラン弾の使用に慎重になったのは、思想的な(良心的な)動機によるからではなく、諸外国の批判が怖いからに過ぎない。批判が無ければ何でもやるのである。イデオロギーや狂信とはそう言うものだ。
米特使“原爆で命を救った”(NHKニュース)
http://www.asyura2.com/07/senkyo37/msg/600.html
投稿者 天木ファン 日時 2007 年 7 月 04 日 12:15:16: 2nLReFHhGZ7P6
アメリカ政府で核不拡散を担当する特使を務めるジョゼフ前国務次官は、広島と長崎への原爆投下について「戦争を終結させ、結果的に多くの日本人の命を救った」と発言し、原爆投下に対する日本とアメリカの認識の違いをあらためて際立たせました。
これは、前の国務次官で現在は核不拡散の特使を務めるジョゼフ氏が、3日、アメリカ国務省で行った記者会見で述べたものです。この中で、ジョゼフ特使は、アメリカによる広島と長崎への原爆投下について「さらに何百万人もの日本人の命を奪うところだった戦争を終結させることができたというのは、ほとんどの歴史家が同意するところだ」と述べて、原爆投下によって結果的に多くの日本人の命を救ったという認識を示しました。
折しも日本では、久間防衛大臣が「悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理の中で、しょうがないと思っている」と発言したことの責任を取りたいとして辞任しており、原爆投下について日本とアメリカの認識の違いをあらためて際立たせる形となっています。
ジョゼフ前国務次官の発言について、長崎の被爆者で原水爆禁止日本国民会議の川野浩一副議長は「無理やり理由を付けて原爆投下を正当化しようとするもので、許せない発言だ。こうして原爆投下を正当化するかぎり、ほかの国には核兵器を持たせない一方で、アメリカは『正義の核兵器だ』として持ち続けることになり、わたしたちが求めている核兵器の廃絶は実現できない」と話しています。
7月4日 11時40分
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/07/04/k20070704000069.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/07/04/d20070704000069.html
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