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(回答先: サマラの聖廟爆破事件でバース党が重大声明 [イラク情勢ニュース] 投稿者 white 日時 2007 年 6 月 16 日 23:55:52)
イランの介入がどの程度のものであるかは判らないが、
米軍さらに背景のブッシュ政権側としては中東戦略上において、
イランとイラクとの将来的な連携・協力関係が成立する事を今のうちから阻害しておきたい思惑を持っているだろう。
その為にはイラク破壊にイランを参加させておく事は有効な手段なのだ。
イラク抵抗勢力とイランが連携・協力することはぜひとも避けたいし阻害したい訳である。
これは当然ながら、「イスラエル防衛」の為である。
パレスチナでハマスとファタハの紛争が激化した事はイスラエルの安全を脅かす事になっている。尤も当面はイスラエルにとっては有利に作用するであろうが長期的には危機的に作用する。
米国政権とイスラエルとしては、
イランの影響が中東全体に作用する事も避けたいし、
イラクでの米軍完全敗北も避けたい訳だ。
それで、イラン・イラク間の離反・反撥を画策する訳である。
スンニー派とシーア派の離反・反撥も画策する訳である。
よく似た戦略として、EUとロシア・ウクライナとの連携を阻害するためにMDミサイルを設置した。
(猿小爺の怪しげな動きも関連しているのかもしれないが。)
日本において日本支配の為に日本企業買収に米系資本だけではなくチャイナ資本も参加させようとしている。そしてMDをチャイナと朝鮮半島とロシアに向けて設置していると解釈してよい。これらのイラク支配と日本支配のやり方は共通しているのである。
即ち、日本人にチャイニーズへの反撥と競争心を植えつけるのである。南北韓民族への反撥と警戒感を植えつける事にもなっている。
このように考えれば、イラク戦争へのイランの介入を誘う思惑が理解できるであろう。
イラクへのイランの介入はイランの利益には全くならないものである。隣国の憎しみを受けるものであってはならない。
日本人もこの事をよく心得なければならない。
従って、
イラン人とイラク人の広い見解に立った、敵対政策の採用を決して取らない
友好関係樹立を目指す戦略の確立を望むものである。
共に「アッラー」の名を呼ぶもの同士であれば当然ながら取るべき姿勢と行動ではないのか。
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