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「米統合参謀本部議長が辞任へ
アメリカのゲーツ国防長官は記者会見し、泥沼化するイラク情勢をめぐる国内の強い批判を受け、アメリカ軍の制服組のトップ、ペース統合参謀本部議長がことし9月に辞任することを明らかにしました。」
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/06/09/k20070609000033.html
「ゲーツ国防長官は、日本時間の8日午前2時から国防総省で行った記者会見で、統合参謀本部議長を務めるペース大将が、現在の任期が切れることし9月以降は続投せず、議長を辞任することを明らかにしました。そして、ペース議長の後任には、海軍のマイク・マレン作戦部長を充てる人事もあわせて発表しました。統合参謀本部議長は、アメリカ軍の制服組のトップとして、最高司令官の大統領に軍事的な助言を行う職で、ペース大将はおととし9月、海兵隊出身として初めて議長に就任していました。ペース議長の辞任の理由について、ゲーツ長官は「ペース議長は、過去6年にわたり統合参謀本部の副議長や議長を務めてきており、続投しようとすればこれまでの実績が問われることになる。そうなれば議会での承認の手続きはきわめて難しいものになるだろう」と述べて、泥沼化するイラク情勢をめぐる国内の強い批判を受け、ペース議長の辞任を決めたことを明らかにしました。ブッシュ大統領は声明を出し、「軍人の模範であり、アメリカの安全保障政策にとって中心的な存在だった」とたたえて、これまでの貢献に感謝しました。ホワイトハウスによりますと、ブッシュ大統領は、ペース議長の続投をめぐる議会側との話し合いが難航していることを2週間ほど前にゲーツ長官から知らされていたということで、最終的には、7日にゲーツ長官が続投の断念を決断し、8日になって補佐官を通じて大統領に伝えられたということです。
6月9日 6時50分 」
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/06/09/d20070609000033.html
TVではこの後、米軍の死者が最近二ヶ月で連続して一ヶ月100人以上となっている事、ブッシュ政権がいわば「最後の手段」として繰り出した「増派作戦」以後もイラク情勢は全く好転していない事を伝え、この「制服組」トップの辞任はブッシュ政権にとって更なる痛手となるであろう、と締めくくっていました。