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(回答先: ペース米統合参謀本部議長が異例の交代 [産経新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 6 月 09 日 11:20:02)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007060900058
2007/06/09-08:58 米統参議長を事実上更迭=イラク正念場で刷新、後任にマレン氏
【ワシントン8日時事】ゲーツ米国防長官は8日、記者会見し、9月末で任期切れとなる米軍制服組トップのペース統合参謀本部議長の再任を断念し、後任にマレン海軍作戦部長(大将)を起用する人事を発表した。同長官は当初、ペース氏の再任を目指していたが、イラク戦争の泥沼化を受け、民主党が多数を占める議会の承認を得るのは困難と判断し、事実上の更迭に踏み切った。
ペース氏は初の海兵隊出身の統合参謀本部議長として、2005年9月に就任。それ以前も副議長を2期4年務め、イラク戦争には開戦時から携わってきた。イラクの治安状況は米軍増派実施後も厳しく、戦死者も3500人を突破するなど正念場を迎えており、ゲーツ長官は「議会に再任の承認を求めれば、紛糾は避けられないと判断した」と説明した。
[新世紀人コメント]
議長が海兵隊出身者である事と、海軍出身者であることの違いに注目する事は、
今後に想定されている軍事作戦の姿を窺い知る為には有効であろう。
陸上での侵攻的軍事作戦の遂行をあくまでも追求する為には、海軍を中心とした作戦計画は必要ない。海兵隊や陸軍中心に作戦計画を立てなければならない。
既に、イラクとアフガニスタンでの米軍の軍事行動そして対イラン戦略においての戦略的転換がほぼ確定しているのではないか? 元々、イランに対しては本気で戦争を仕掛ける気は無かったのかもしれない。
何れにせよ、今後の軍事展開には海軍の行動力が重視される訳であり、陸上での直接的な戦闘を重視すると言う訳ではないであろう。
例えば、撤退時には海軍の大きな輸送力と護衛力の迅速な展開、そしてそれに対する空軍の輸送力と戦闘力の協力が必要であり、それらの計画と遂行は海軍出身者であれば「得意分野」であると言う事だ。
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