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(回答先: ミサイル発射:「世宗大王艦」の進水式意識した示威か [朝鮮日報] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 26 日 10:06:21)
□ミサイル発射:「海軍力がぜい弱な北朝鮮、脅威の表れか」 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070526000010
記事入力 : 2007/05/26 09:38:26
ミサイル発射:「海軍力がぜい弱な北朝鮮、脅威の表れか」
韓国産イージス艦「世宗大王艦」進水日に発射
北朝鮮が25日、東海(日本海)・西海(黄海)上に向け短距離ミサイルを相次いで発射し、さらに追加発射の動きまで感知されていることから、その背景に関心が集まっている。特にこの日は、韓国海軍初のイージス艦「世宗大王艦」が進水されたことからも、これに対抗する意図で軍事力を誇示したのではないかと推測する声が上がっている。
しかし、合同参謀本部など韓国軍当局は、「北朝鮮のミサイル発射に関する状況を軍で鋭意注視している」との公式発表以外、その具体的な内容については口を閉ざしている。日本のマスコミが防衛省消息筋の話などを引用し、具体的な発射状況に関する報道を相次いで行っているのとは対照的だ。
ところで、北朝鮮がこの日発射したミサイルは、「シルクワーム」改良型か「シアサッカー」地対艦ミサイル(射程距離100キロから120キロ以上)、あるいはKN‐02短距離地対地ミサイル(射程距離120キロ)である可能性が高いと伝えられている。地対艦ミサイルは、海岸から艦艇を狙うもので、KN‐02は平沢の米軍基地など、地上の目標物を主目標としている。なお、旧ソ連のSS‐21地対地ミサイルを改良したKN‐02は、先月行われた北朝鮮軍の創軍記念パレードで初めて公開された。
今回の発射について専門家らは、北朝鮮軍の戦闘準備態勢に関する検閲訓練や従来型ミサイルの改良型の試験、韓国の戦力増強への対抗を意図したものと暫定的に判断している。以前から北朝鮮は、8月に始まる夏季訓練に備え、5月から6月にかけて戦闘準備態勢の点検活動に力を入れている。
北朝鮮軍は戦闘準備点検の際、▲砲兵部隊の実弾射撃訓練や、▲戦隊別の海上戦術訓練、▲空軍の小規模防空対地攻撃訓練を行っており、短距離ミサイルも時折発射している。
AP通信は北朝鮮のミサイル発射に関し、専門家らは韓国のイージス艦進水に対する北朝鮮の反応と分析していると報じた。北朝鮮問題の専門家、早稲田大の重村智計教授は「北朝鮮のミサイル発射は、イージス艦を進水させた韓国に対する警告だ。これは海軍力がぜい弱な北朝鮮が非常に脅威を感じていることを示している」との見方を示した。
これに先立ち北朝鮮海軍司令部は、今月21日の報道を通じ、南側の複数の艦艇が16日から20日にかけて黄海南道甕津郡の麒麟島やカンリョン郡雙橋里付近の北側領海を侵犯したと非難するなど、軍事的緊張を高めている。
AFP通信は、安倍晋三首相が「多様な情報を通じ、北朝鮮が金曜日にミサイルを発射する可能性が高いということは事前に察知していた。だが、北朝鮮のミサイル発射が日本の安全保障にとって重大な問題だという認識はしていない」と述べたと報じた。しかし、その一方で安倍首相は「北朝鮮に対するわれわれの我慢にも限界がある。もし、北朝鮮が6カ国協議での約束を履行しないのならば、北朝鮮が抱えている問題はさらに悪化するだろう」と警告した。
ユ・ヨンウォン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS