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http://www.afpbb.com/article/1582804?lsc=1&lc=2
イスラエル首相、戦争に関する証言で軍司令官らを批判 - イスラエル
【エルサレム/イスラエル 11日 AFP】エフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相は10日、レバノンのイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ(Hezbollah)」との戦闘に関する証言を行った。その中で同首相は、戦闘の開始に踏み切った自らの即時決断について、そうするより選択肢がなかったと擁護する一方で、同戦闘で勝利できなかった軍の司令官らを非難した。
オルメルト首相は2006年7月12日、ヒズボラがイスラエルに侵入し、イスラエル兵2人を拉致したことを受け、数時間後にレバノンに対し、主に空爆による大規模な軍事攻撃を命令した。
4月30日に発表されたヒズボラとの戦闘に関する政府調査委員会の中間報告書中で、一部厳しく批判されたことを受け、オルメルト首相に対しては辞職を求める声が強まっている。同委員会のメンバーの1人であるEliyahu Winograd元判事は報告書を読み上げ、「重大な失敗があった」としてオルメルト首相を批判し、アミール・ペレツ(Amir Peretz)国防相とダン・ハルツ(Dan Halutz)参謀総長(当時)については、任務遂行に失敗したと評していた。
報告書で酷評を受けたオルメルト首相だが、証言では徹底して軍司令官らを非難し、戦闘で勝利できなかった責任を追及し、また十分な数の予備役を召集するのが遅れたと批判した。
写真は10日、エルサレム(Jerusalem)の 「イスラエル民主主義研究所(Israel Democracy Institute)」で証言するオルメルト首相。(c)AFP/Kevin Frayer