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(回答先: 大東亜戦後の占領中、米軍も日本人協力者の下に、日本人慰安婦を徴用 投稿者 不動明王 日時 2007 年 5 月 06 日 21:59:05)
政治板の「今日のiza トップデマニュース 古森の自作自演記事」で、当該米軍慰安婦記事に関する、「米軍が慰安所設置を命令した」といする古森氏の歪曲操作を指摘しています。
米軍到着以前の、敗戦日わずか3日後に日本政府が自ら急遽設置命令したもので、米軍はそれを利用したというのが実態だというものです。
「今日のiza トップデマ・・・」の 木田貴常氏は、古森氏が歪曲した根拠として、以下の点をあげています。
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○第1点目
古森氏がAP電をもとに「米軍命令」と解説した、AP電の原文の部分。
この部分以外に、慰安所設置指示に関する部分はAP電原文にはありません。
「米軍による命令」とはどこにも書いてありません。(注:Takeru)
ここから引用
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An Associated Press review of historical documents and records -- some never before translated into English -- shows American authorities permitted the official brothel system to operate despite internal reports that women were being coerced into prostitution. The Americans also had full knowledge by then of Japan's atrocious treatment of women in countries across Asia that it conquered during the war.
・・・・・・
この度初めて英訳された史料によれば、アメリカ当局は、女性が売春を行うことを強制されていたことを知りながら、売春システムを作ることを許可していた。彼らは日本軍がアジアで占領地の女性に対して行ってきたひどい行いを十分に熟知していたにもかかわらず。
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引用ここまで
http://www.asyura2.com/07/senkyo34/msg/353.html(AP電の全訳)
○第2点目
木田貴常氏は、「つまり、米軍が日本側に売春宿の開設や日本女性の売春婦としての徴用を命じたもなにも、それより前に日本政府が命じてるわけです。」として、以下の文献を紹介しています。(注:Takeru)
以下参考 従軍慰安婦 吉川春子P146〜147より
[埼玉県史・通史編7]
昭和20年(1945)8月15日に敗戦により、日本は占領下に入った。埼玉県では9月14日の米陸軍代四三師団の熊谷への「進駐」を皮切りに…占領軍部隊の「進駐」が始まった。その数は20年11月現在で約17000人の多数にのぼった…。
さて、これより前、敗戦からわずか3日後の8月18日、内務省は、警察部長名で「外国軍駐屯地における慰安施設に関する件」の通牒を発した。「性的慰安」を含む、「外国駐屯地慰安施設」の設置・整備を指示したものであった。具体的指示を与えている「整備要綱」から第三・四項を示そう。
三 警察署長は左の営業に付いては積極的に指導を行ない、設備の急速充実を図るものとする。
・性的慰安施設
・飲食施設
・娯楽場
四 営業に必要なる婦女子は芸妓、公私娼妓、女給、酌婦、常習密売淫犯者等を優先的に之を充 足するものとする。
この通牒をうけて、8月26日、民間の接客業者は、特殊慰安施設協会(RAA)を設立し、東京銀座街頭に「新日本女子に告ぐ」の募集広告を出し、華々しく営業に乗りだしたのである。
(以上)