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−米ミサイル防衛基地の欧州配置に報復、ロシアは戦力削減条約を廃棄 新冷戦火ぶた切る−
生産、技術面では日本と一体で進められている米国のミサイル防衛計画は、欧州では
旧ソ連圏のチェコとポーランドにミサイル配備を予定している。23日に死去したエリ
ツィン前大統領の下で生じた国力衰退という「負の遺産」を継承したプーチン大統領は
2000年の就任以来、「超大国ロシア」の再興を図ってきた。欧州での米ミサイル配
備は旧ソ連領のバルト3国、ウクライナまでが加盟した北大西洋条約機構(NATO)の東
方拡大と一体の対露包囲戦略と断定、対抗措置としてこのほど欧州通常戦力削減条約の
実質破棄をNATOへ通告した。就任当初の対米協調路線は米石油メジャーの資本参加を認
めた民間石油企業ユコスの強引な解体で大転換し、今年2月のミュンヘン安保会議では
イラン攻撃けん制で対米新冷戦を宣言。今回の軍縮条約破棄で第2次冷戦はついに火ぶ
たを切った形だ。(ユンゲヴェルト特約)
[2007年04月30日]
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