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(回答先: 『陰謀論の罠「9.11自作自演」説はこうして捏造された』が出版されました 投稿者 SeaMount 日時 2007 年 4 月 26 日 20:50:40)
若林計志氏のブログ「東京漂流記」に書かれている「落合信彦と奥菜秀次とオルブライト」という一文によると、
奥菜秀次というライターは「ちゃんと調べずに、いい加減な事を書く」「なんていい加減な取材のライター」なんだとか…
http://plaza.rakuten.co.jp/kazwaka/diary/200504130000/
「「9.11テロ」に関しては、事件発生以来、徹底的に資料を収集し、関係者の取材を重ねてきた」というこの奥菜秀次さんですが、2005年9月22日号の週刊新潮に、『<特別読物>「9・11テロ」アメリカが「終末の日計画」を発動した日』なる記事をお書きになっていたんですね。読んだことはないんですが、その落合信彦的なシュールなタイトルがちょっと興味をそそります。まあそれだけですが(笑)
以下は、光文社の出版案内から。
http://www.kobunsha.com/book/detail/93407.html
陰謀論の罠
The Trap of Conspiracy Theories
「9.11テロ自作自演」説はこうして捏造された
奥菜秀次
おきなひでじ
2007年04月23日(月)発売
定価 1,000円(税込み)
ISBN 978-4-334-93407-1
識者からジャーナリストまで
なぜ、ころりと騙されてしまうのか?
「WTCに突入したのは軍用機」「WTCは倒壊ではなく“爆破”された」
「ペンタゴンに突っ込んだのはミサイル」「ユナイテッド93便の残骸はない」などは、
すべて嘘である!
■いまさら“ボーイング捜し”をしてどうするのか?
「人は小さな嘘にはすぐ気付くのに、大きな嘘は逆に信用してしまう」と、陰謀論者たち conspiracy theorists は囁き、『911ボーイングを捜せ』などというDVDや『9.11テロ捏造』などという本が売られている。そして、そこでは、ブッシュ政権 Bush administration がイラクに侵攻するため、“新しい真珠湾” a new Pearl Harbor を意図し、「9.11テロ」 September 11, 2001 terrorists attacks を自作自演したと主張されている。「WTCに突入したのは軍用機」「WTCは倒壊ではなく“爆破”された」「ペンタゴンに突っ込んだのはミサイル」「ユナイテッド93便の残骸はない」など、その証拠も山ほど紹介されている。
しかし、これはバカバカしいほどの「小さな嘘」だ。本書は、それを徹底的に検証し、併せて、日本人が信じ込んでいる「真珠湾陰謀説」「コベントリー陰謀説」などにも触れ、陰謀論がどうつくられるかまで言及する。
本書を読めば、「9.11陰謀論」が、過去の陰謀論と同じく、そこで展開される論理 logic、トリック trick があまりに情けないものだとわかるだろう。いまさら“ボーイング捜し”などする必要はない。
陰謀論の蔓延は知の衰退を招く。私たちは、この世界を「イディオクラシー」 idiocracy(アホバカ民主主義)に向かわせてはならない。
〈目 次〉
はじめに
Part 1 「9.11テロは自作自演」を検証する
(1)WTCでなにが起こったのか?
(2)ペンタゴンに開いた穴
(3)消えたユナイテッド93便
(4)まだある「9.11陰謀論」
(5)「9.11陰謀論」のつくられ方
Part 2 世界は陰謀に満ちているのか?
(6)チャーチルはコベントリーを見捨てたのか?
(7)真珠湾:あらゆる陰謀論の母
Column 真珠湾の証言:前田武氏インタビュー
(8)トンキン湾事件の教訓
(9)陰謀論の向こう側
おわりに
参考文献、資料、記事、サイト一覧
著者・奥菜秀次
1963年、埼玉県生まれ。アメリカ現代史研究家。週刊誌・月刊誌などでこれまで数々の研究・取材成果を発表してきた。主な著書・訳書に『落合信彦 最後の真実』(鹿砦社)、『最強香港アクションシネマ』(フォレスト出版)、『ケネディ暗殺 隠蔽と陰謀』(鹿砦社)など。「9.11テロ」に関しては、事件発生以来、徹底的に資料を収集し、関係者の取材を重ねてきた。