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(回答先: 毎日【イラン:イラクで拘束の外交官、拷問を訴え 米国関与?】 投稿者 木村愛二 日時 2007 年 4 月 13 日 07:28:10)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20070410_051516.html から転載。
バグダードで拉致されたイラン外交官、CIA工作員による拷問を証言
2007年04月08日付 Iran紙
[政治部]
■在バグダードイラン大使館二等書記官ジャラール・シャラフィー:「私はCIAの管轄下にあるイラクの諜報機関の工作員らの協力の下にアメリカ軍によって拉致され、激しい拷問を受けた。」
■「私はバグダード空港の近くで解放され、人々の助けによってバグダードのイラン大使館にたどり着くことができた。」
■イラクのフーシュヤール・ズィーバーリー外相:「イランの外交官らの拘束に関するアメリカの供述は非常に不可解なものである。何故なら、バグダードにおけるシーア派の民兵に対する指導がアルビル地域から行われているとは考えられないからである。」
バグダードで拉致されていたイラン人外交官がインタビューにおいて拉致の詳細について語った。
ジャラール・シャラフィーは記者会見で、CIAの管轄下にあるイラクの諜報機関の工作員らの協力の下にアメリカ軍によって拉致され、激しい拷問を受けた経緯について説明した。
ファールス通信の報道によれば、同氏は現在も治療中であり、くっきりと残った拷問の跡を記者たちに示した。
シャラフィーは次のように語った。「バグダードのある通りで買い物中に、イラク国防省のカードを持ち、アメリカ軍のものとわかる車に乗った役人らによって拉致され、バグダード周辺の基地に連れて行かれた。そして、アラビア語を話す者と英語を話す者が混じった取調官によって、尋問を受けた。」
同氏は続けて次のように語った。「CIAの役人の質問はイラクにおけるイランの影響力についてであり、マーリキー政権及び、シーア派、スンナ派、クルド人の各諸集団に対するイランの協力がいか程であるか質問した。彼らはイラク政権及び高官とイランの公式な関係について、私の答えを聞いた後、拷問を強め、何日もにわたって昼も夜も様々な拷問を行った。」
シャラフィーは次のように述べた。「第2段階では、彼らは柔軟な対応を見せて、私に彼らと協力するよう要請したが、私は、その内容はイラン大使館で述べればいいと答え、私は大使館勤務の一介の外交官であり、法的な任務以外は何も行うことができないと説明した。」
また同氏は、「その後、イラク高官らの圧力によって、彼らが私を解放せざるを得なくなったことを知った」と説明した。
同氏はこの事について、「彼らは私をバグダード空港の近くで解放し、私は人々の助けによってバグダードのイラン大使館にたどり着くことができた」と述べた。
現地の新聞はこちら 関連記事(スイス、イラク大使、外務省に呼び出される:イラクにおけるイラン外交官誘拐に対するイラン当局の反応)
(翻訳者:下山伴子)
(記事ID:10613)