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毎日【イラン:イラクで拘束の外交官、拷問を訴え 米国関与?】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070413k0000m030066000c.html
イラン:イラクで拘束の外交官、拷問を訴え 米国関与?
【テヘラン春日孝之】イラクで武装グループに拉致され、約2カ月ぶりに解放されたイラン人外交官が11日、外務省で記者会見し、「米国人が立ち会う中で電気ドリルを繰り返し足に突き刺すなどの拷問を受けた」と訴えた。医療団が付き添い、車椅子で点滴を受けながらの会見だった。
外交官はバグダッドのイラン大使館に勤務するシャラフィ2等書記官。2月4日の拉致後、最初の8日間に拷問を受け、その後の尋問中も両足を縛られ、ケーブルなどで殴るなどの暴行を受けたという。シャラフィ氏はドリルであけられたという9カ所の傷跡を示した。
拉致グループはシャラフィ氏にイラク国防省の身分証明書を示し、尋問に加わった米国人は自ら「米国大使館の関係者だ」と告げたという。イラン国営テレビは先に「拉致にはCIA(米中央情報局)が関与した」と報じた。
尋問はイランがイラクの武装勢力を支援しているとの疑惑への質問に集中したという。
会見に先立ち、国営テレビは入院中のシャラフィ氏の映像を流し、足の傷などを示して「拷問を受けた」と報じた。国際赤十字委員会のメンバーはAP通信などに「拘束中にひどい傷を負ったことは事実だが、拷問によるものかどうかは確認できない」と述べたという。米ホワイトハウスは拉致事件への米国の関与を否定している。
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