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(回答先: 外交・安保 最低でも20人/米高官 政権から脱出/北朝鮮・中東担当」(読売5月9日朝刊)【神浦元彰「最新軍事情報解説」】 投稿者 gataro 日時 2007 年 5 月 10 日 18:06:59)
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/1362838/48693999.html から転載。
米高官エクソダス
2009年1月に任期切れを迎えるブッシュ政権で、外交・安全保障政策を担当していた高官の辞任が相次いでいる。
政権は、イラク戦争の泥沼化でレイム・ダックどころか、死に体化が急速に進み、残り任期1年8か月を残しての早期脱出となっている。
難破船からネズミが逃げ出すように、政治危険を察して今の内に安な所に逃げ出そうとばかりに脱出している。
7日AP通信は、ホワイトハウスや国務省、国防総省で過去6か月で最低20人の高官が引退したり、辞任したと報じた。
ホワイトハウスNSC事務局ジャック・クラウチ大統領副補佐官
ビクター・チャ日本・朝鮮部長(6か国協議次席代表)
ミーガン・オサリバン大統領特別補佐官(イラク・アフガしスタン担当) 国防総省 ドナルド・ラムズフェルド国防長官
リチャード・ローレス副次官
国務省 フィリップ・ゼリコウ国務省顧問
ロバート・ジョゼフ国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)
等々である。
逃げ出しているのも事実であるが、追い出されている面もある。
むしろ政権内部の政策論争に負けて追い出されているのが真実ではないだろうか。
実態は、難破船から脱出ではなく、追い出されているようである。
しかも、自ら脱出したように報道されている。後ろに策士がいるようである。
事実、しっかりと親中派も、ゴールドマン・サックス人脈も残っている。
その反面知日派と呼ばれる人はいなくなった。
要するにブッシュ政権は、ネオコンが追い出された結果、ゴールドマン・サックスに乗っ取られたようである。
イラク戦争、北朝鮮核問題等強硬派が去り、宥和派が残り、宥和政策を推進している。
ブッシュ政権は、今後、ライス国務長官、ポールソン財務長官を中心に宥和政策を展開し、親中政策を続ける可能性がある。
覚悟をして臨むべきである。ブッシュ政権の人事と政策に注視すべきであろう。
註:五十嵐文「米高官政権から脱出」『読売新聞』2007年5月9日
「米国北朝鮮甘やかし路線」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/48422431.html
「ブッシュ対話路線」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/47288999.html
「ラムズフェルド国防長官辞任」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/43590362.html
「ネオコンの裏切り」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/43499000.html
「米対中政策シフトか」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/42216974.html
「ブッシュ政権ゴールドマン・サックス人脈」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/46024396.html
「F−22売却問題」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/48244494.html